シネマトゥデイ

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とりあえず色眼鏡を外して見て欲しい佳作

  • 空母いぶき
    ★★★★

     公開前の勝手な憶測で批判を招いたことは残念だが、しかしそれだけ今の日本においてセンシティブな題材を扱った映画だとも言えよう。日本がアジア某国から侵略を受けるという不測の事態が発生し、空母いぶきを旗艦とする自衛隊の護衛隊群が敵と対峙する。なにかと政治的なテーマがタブー視されがちな邦画界。本作も少なからず食い足りない部分はあるものの、しかし改めて平和憲法の価値と意義を問うストーリーはかなり頑張っている。原作とは違う敵国の設定も、現在の国際情勢を鑑みるとより現実的。また、強さと弱さを兼ね備えた人間味溢れる高潔な総理大臣を演じる佐藤浩市は見事で、現実のリーダーもこうあって欲しいと思わせられる。

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なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴: 日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況: 新しく映画ブログ始めました。よければチェックしてみてください?なかざわひでゆきの毎日が映画三昧→http://eiga3mai.exblog.jp/

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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