シネマトゥデイ

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観客の知性と想像力が要求される極北サバイバル映画

  • 残された者−北の極地−
    ★★★★★

     北極圏で遭難したマッツ・ミケルセンが、墜落した救助ヘリから若い女性スタッフを救い出し、重傷を負って意識を失った彼女と2人きりで決死のサバイバルに挑む。余計なセリフや状況説明など一切なし。そもそも主人公が何者で、なぜ北極圏で遭難したのかも分からない。その全ては、彼のふとした表情や行動、そして数少ないセリフから、観客が直感で読み取っていくしないのだ。おのずと、見る者の知性と想像力が要求される。これは面白い試みと言えるだろう。ほぼ一人芝居に近いミケルセンも大熱演。実際に極寒のアイスランドで全編ロケされており、その撮影の厳しさはスクリーンからひしひしと伝わってくる。

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なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴: 日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況: 新しく映画ブログ始めました。よければチェックしてみてください?なかざわひでゆきの毎日が映画三昧→http://eiga3mai.exblog.jp/

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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