シネマトゥデイ

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てんこ盛り「ザ・娯楽時代劇」。

  • 超高速!参勤交代
    ★★★★

    日本娯楽映画量産期、武家社会をサラリーマン社会になぞらえたコメディ時代劇はいくつかあったが、知られざる参勤交代のトリビアもちゃんと踏まえたこの奇想は初だろう。震災地福島の暗喩にもなっていて、さほど深く踏み込みはしないものの中央政治に翻弄される地方の怒りと意地の反映がある。なかなかのリーダーシップを見せる藩主・佐々木蔵之介、彼らに付き従う藩士の面々も個性豊か(今や日本映画界に欠かせぬ上地雄輔が冷静さと悲壮感で締めるところを締める)。藩主とウブな関係になる飯盛女・深田恭子も可愛い(二人の恋の結末はとっても現実的)。本木監督としてはデビュー作『てなもんや商社』以来の快作かと。

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ミルクマン斉藤

ミルクマン斉藤

略歴: 映画評論家。1963年京都生まれ。デザイン集団「groovisions」の、唯一デザインしないメンバー。現在、京都・東洞院蛸薬師下ルの「三三屋」でほぼ月イチ・トークライヴ「ミルクマン斉藤のすごい映画めんどくさい映画」を開催中。雑誌「テレビブロス」「ミーツ・リージョナル」「キネマ旬報」等で映画コラムを連載中。

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