どっちに転んでも希望のない望み

2020年10月8日 山縣みどり 望み ★★★★★ ★★★★★

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望み

少年犯罪に巻き込まれた息子を持つ両親の真逆の望みのどちらも理解できる。しかもどちらが叶ったとしても悲劇的な結果が待っていると重苦しい気持ちになるが、見続けずに入られない作品だ。父親と母親、優等生な妹それぞれの思いがきちんと伝わってきて、それぞれに違いはあるものの、行方不明となった規士への深い愛を感じさせる。役者の力によるところが大きく、家族を演じる堤真一と石田ゆり子、清原果耶の演技が素晴らしい。本当の家族のように見えてくる。事件の全貌が不明なうちに悪意ある噂で殺人犯の家族扱いされる展開やスクープ狙いの記者の接近はドラマを盛り上げるために必要とは思うが、ややチープ。

山縣みどり

山縣みどり

略歴:雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況:リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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