W主演のフレッシュな魅力が物語を転がす

2021年2月15日 くれい響 ライアー×ライアー ★★★★★ ★★★★★

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ライアー×ライアー

明らかに設定にムリがありすぎる、ど直球のキラキラ映画である。しかも、脚本はかなり地雷臭が強い徳永友一。耶雲哉治監督作としては、そこそこテンポが良いかもしれない。そんななか、抜群の芝居の巧さで、やるべきことはきっちりこなすものの、地味な女子大生のときより、変装したギャルJKの方がなぜか年上に見える森七菜。演技力はまだまだだが、ツンデレ芝居に関しては悪くない松村北斗。そんな2人のフレッシュな魅力が、なんだかんだ物語を転がしてくれるのは救いだ。松村の恋敵となる小関優太とヒロインの相談役となる堀田真由という安定すぎる助演陣の健闘に、★おまけ。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「TV LIFE」にて北川景子さん×芳根京子さん、山﨑夢羽さん、安倍乙さん、「CREA WEB」にて渡部亮平監督などのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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