シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

中華ファンタジー版シャーロック・ホームズ 見参!

  • といっても、カンバーバッチ版シャーロック的高機能社会不適応者度ではなく正統派の名探偵だが、その代わりクールビューティなライバル的存在をプラス、ジョン・ワトソン的な好青年も配してある。

    基本は名探偵が事件の謎を解くミステリーだが、そんなことより、則天武后に陰陽師、中華風半魚人に中華風クラーケンまで登場する、玉手箱的カラフルさが楽しい。
     
    監督は香港特撮アクションのベテラン、ツイ・ハークなので、安定のド派手さ。天女の羽衣のような中国宮廷風衣装が、宙空で風を孕んで優美な形を描き、過激なアクションの装飾符となる。やっぱりワイアーアクションは中華ファンタジーによく似合うと痛感。

⇒映画短評の見方

平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: TVシリーズ版「ウォッチメン」、最初は情報を小出しにしてなかなか全体像を見せない作劇だったが、第3話でやっとこの世界の全体像がかなり見えてきて、オリジナルコミックとの関連性も明確になってきた。これからが楽しみ。

» 平沢 薫 さんの映画短評をもっと読む

[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク