シネマトゥデイ

シネマトゥデイ
パトリオット・デイ
(C) 2017 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
英題:
PATRIOTS DAY
製作年:
2016年
製作国:
アメリカ
日本公開:
2017年6月9日
(TOHOシネマズ スカラ座ほか)
上映時間:
配給:
キノフィルムズ
製作会社:
CBSフィルムズ
カラー/シネマスコープ/5.1ch

見どころ:2013年に発生した、ボストンマラソンを標的にした爆弾テロを題材にした実録サスペンス。世界を震撼(しんかん)させた同事件の解決に奔走した者たちの姿を追う。監督は、『バーニング・オーシャン』などのピーター・バーグ。『ディパーテッド』などのマーク・ウォールバーグ、『COP CAR/コップ・カー』などのケヴィン・ベーコン、『バートン・フィンク』などのジョン・グッドマンらが出演。事件当時の実際の映像も盛り込み、緊迫感をより際立たせている。

あらすじ:2013年4月15日。アメリカ独立戦争開戦を記念して毎年開催されるボストンマラソンで、ギャラリーの歓声を受けながら多くのランナーが疾走していた。そしてすさまじい爆発音がとどろき、煙が吹き上がる。街がパニックに包まれる中、FBIは爆発をテロと断定。ボストン警察のトミー(マーク・ウォールバーグ)は、捜査の指揮を執る捜査官リック(ケヴィン・ベーコン)らFBIとぶつかり合いながらも共に犯人を追う。やがて、黒い帽子の男と白い帽子の男の存在が捜査線上に浮かび……。

パトリオット・デイ
(C) 2017 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

映画短評

  • 相馬 学
    市井の人間の胸にしっかり響く対テロ群像劇
    ★★★★
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     ボストンマラソンを襲ったテロ事件の顛末を追いながら、市民がテロの衝撃とどう向かい合ったのかに迫る。そこから軸がブレない点が、まずいい。

     捜査陣と犯人の攻防はスリリングで、このところマーク・ウォールバーグと組んで実録ドラマを連打してきたピーター・バーグ監督のリアリティ重視の演出がサエる。とりわけ、キャラクターひとりひとりのキメ細かな描写が素晴らしく、息遣いが聞こえてくるようだ。

     ヒーローをひとりに特定せず群像劇のスタイルをとったことが、テロ対市民の構図をくっきり浮かび上がらせる。“テロと戦うための唯一の武器は愛”という、ともすれば上滑りしそうなテーマも、ここでは説得力をもって響く。

  • 山縣みどり
    テロに屈しないボストニアンの勇気を讃える!
    ★★★★★
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    ボストン・マラソン中に起きた爆弾テロ事件の顛末を描く実話ものだけど、マーク・ウォルバーグ演じる刑事を実在の人物にしなかったのは物語に多少の誇張や創作を加えられるからだろう。とはいえ、犯人特定から逮捕に至るまでの当事者たちの活動や心境を丁寧に描き、徐々に緊張感を高めていく演出はピーター・バーグ監督らしい。リサーチも綿密さ。これは爆弾テロに屈せず、一致団結したボストニアンのスピリットを讃える映画なのだ。そのせいかテロリストの描写は画一的でだが、意外だったのが死亡した容疑者の未亡人。実際には共犯容疑が晴れた彼女を夫の反米思想に共鳴する存在として描くとは大胆! 

  • くれい響
    サスペンスとしても、群像劇としても見応えアリ。
    ★★★★
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    実行犯、警察、被害者といった、テロ事件に関与した境遇の違う人々の人間ドラマをしっかり描いた前半パート。同じ実録モノをベースにしたバーグ監督×ウォールバーグの前作『バーニング・オーシャン』では見られなかった交通整理の巧さに、思わず唸る。事件後の展開は、サスペンス・アクションとしてのツボをしっかり押さえた演出が冴え渡り、ボストン市民が一丸となっていく様は、ロン・ハワード監督作にも近い熱量をも感じさせる。久しぶりに助演としてのJ・K・シモンズも堪能させてくれ、結果『トラフィック』『クラッシュ』級の群像劇に仕上がったといえるが、ラストの愛国心アピールがあまりにトゥーマッチすぎて、★マイナス。

  • 猿渡 由紀
    あの事件の裏には数々のことが。知らなかった事実に驚愕の連続
    ★★★★★
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    アメリカに住んでいても、ボストンマラソン爆弾テロ事件については、「犯人は兄弟で、ひとりが死んでもうひとりが捕まったんだよね?」という程度にしか知らない人が、結構いる。恥ずかしながら、筆者もそのひとりだったので、 とにかく驚愕した。アクションスリラーとしても非常に良く出来ており、飽きさせることがない上、最後には希望を感じさせる。アメリカでは近年、警察が市民(とくに黒人)を銃撃する事件が多発し、警察への批判が高まっているのだが、そんな中で、警察が正義のために全力を尽くす姿が描かれるのも、政治的意図はなかったとはいえ、興味深く感じる。

  • 森 直人
    メッセージ性の強い「事実」を「映画」としてどう扱うか
    ★★★★
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    ピーター・バーグ監督&マーク・ウォールバーグ主演のタッグはこれで三作目だが、『バーニング・オーシャン』とはワンセットと言えそうな実録物の佳作だ。特に前半のリアリズムが素晴らしい。ボストンの街における多様な人間群像、犯人の特定に向けてのサスペンスなど、オーソドックスな劇映画の文法で構成しながら、随所に挿入されるオバマなど2013年当時の記録映像が浮き上がらないトーン&マナーがお見事。

    後半も堅実な演出がキープされ、「本物」の方々が登場して証言する流れへも抑制が利いており、どこか『ハドソン川の奇跡』の慎ましさと響き合っている気がする。役者では「静」に徹したケヴィン・ベーコンがめっちゃいい!

予告編・動画

実際に起こった爆弾テロ事件を描く!映画『パトリオット・デイ』予告編
マーク・ウォールバーグ、ケヴィン・ベーコンら出演!映画『パトリオット・デイ』特報

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ポスター/チラシ

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スタッフ

監督・原案・脚本:
原案・脚本: マット・クック
プロダクションデザイン: トム・ダフィールド
キャスティング: シーラ・ジャッフェ

キャスト

トミー・サンダース:
リック・デローリエ:
エド・デイヴィス:
ジェフ・ピュジリーズ:
キャロル・サンダース:
ジョハル・ツァルナエフ:
タメルラン・ツァルナエフ:
ショーン・コリアー:
ダン・マン:
ジェシカ・ケンスキー:
パトリック・ダウンズ:
キャサリン・ラッセル:
ビリー・エヴァンス:
デヴァル・パトリック:
トーマス・メニーノ:
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『パトリオット・デイ』の映画ニュース

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  • 「パトリオット・デイ」 from ここなつ映画レビュー (2017年6月21日 14時55分)
    主演マーク・ウォルバーグ×監督ピーター・バーグ。私にとっては是非モノの作品である。2013年に起こったボストンマラソン爆破事件の真実を描く作品。そう、期待通り大変面白かった。面白かったが、手堅い、手堅過ぎる。手堅いのが悪い訳ではないし、実話を基にした話なのでそもそも事実は歪められない。いや、本作に限らずピーター・バーグ監督は事実を基にした話を題材にして作品を送り出している事が多いが、それらは最近、かなり落ち着いた…ともすると淡々とした、と言っていいような…作りになっていると思う。扇動的なフィクションに慣れて ...[外部サイトの続きを読む]
  • 大江戸時夫の東京温度 (2017年6月17日 23時19分)
  • 『パトリオット・デイ』評価と感想/ボストンマラソン爆弾テロ事件の映画化 from eigamanzaiの映画レビュー (2017年6月14日 17時18分)
    CBSドキュメント+再現ドラマの趣 ☆4点 予告編はこんな感じです 映画『パトリオット・デイ』本予告(6/9全国公開)6/9(金)公開『パトリオット・デイ』本予告。 2013年に起こったボストンマラソンの爆弾テロ事件の、容疑者特定から逮捕までの102時間を描く、奇跡の実話!www.youtube.com 映画データはこちらからどうぞ パトリオット・デイ映画『パトリオット・デイ』の作品情報:2013年に発生した、ボストンマラソンを標的にした爆弾テロを題材にした実録サスペンス。世界を震撼(しんかん)させ&#82 ...[外部サイトの続きを読む]
  • パトリオット・デイ/PATRIOTS DAY from 我想一個人映画美的女人blog (2017年6月13日 12時11分)
    記憶に新しい、2013年のボストンマラソンでの爆弾テロ事件。 実在の人物を実名のまま、知られざる英雄たちとテロリストたちの激しい攻防を描いた実録映画。 監督は「ローン・サバイバー」「バーニング・オーシャン」のピーター・バーグ。 あまり主役感は無いけど監督とは3度目のタッグ、マーク・ウォールバーグが主演。 事件当日、現場で警備に当たっていた、ボストン警察巡査部長、トミー・サンダース 出番は少ないその妻にミシェル・モナハン ケヴィン・. ...[外部サイトの続きを読む]
  • パトリオット・デイ / Patriots Day from 勝手に映画評 (2017年6月11日 19時49分)
    2013年ボストンマラソンで発生した爆弾テロ事件を描いた作品。わずか数日で、犯人特定・確保まで至った経過を描く。 いつも思うんですが、テロが起きてから、あっという間に犯人確保まで至ることが多いですが、事前の阻止は難しいんですかね?そんなに直ぐに、犯人を特定... ...[外部サイトの続きを読む]
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