映画　おそ松さん (2022)：映画短評

あの『おそ松さん』を実写化という怖いもの知らずの企画。しかもSnow Manが六つ子＋αを演じるという、ちょっと出オチ感というか、設定を作った時点で作品が完結してしまいかねない流れの映画。
しかし、そこは今、勢いに乗っている英勉監督。出オチの後を思わぬ形でやってのけました。
Snow Manがアイドルとして大丈夫なのか？と心配になるほど振り切ったおふざけをしてくれていて、こうなると脇の面々の大暴れも楽しく、相乗効果を生んでくれています。決して大真面目に見る映画ではありませんが、最初から最後まで笑いの絶えない逸品となっています。