ワンス・アポン・ア・スター (2023):映画短評
映画好きならグッと来るはず、懐かしき移動式映画館の物語
映画好きでグッと来ない人はいないんじゃないだろうか。舞台は1970年のタイ。主人公はおんぼろバスで全国を回っている移動式映画館を営む男たち。彼らは広場にスクリーンを立て、映画を上映して、声は全部男一人で演じている。ただ、男の声だけでは限界が来ていたところへ女性の声優がやってきて……というお話。タイの巨匠、ノンスィー・ニミブット監督の視線はとても温かく、物語に大きな起伏はないが、2時間超まったく飽きさせない。ノスタルジックな風景も楽しいし、クライマックスの多幸感も素晴らしかった。タイの国民的大スター、ミット・チャイバンチャーが大きな鍵になるので、彼の名前だけ覚えておこう。そう、映画は夢なんだよ。
この短評にはネタバレを含んでいます






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