名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック) (2025):映画短評
名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック) (2025)
ここへ来ての内容勝負
おおよそ年一公開のアニメシリーズと思えない興行的な成功をおさめ続けるモンスターシリーズ。しかも、ここへ来て直近2作品が興収100億円を突破しているという中での最新作。今回はライト層の私にはほとんど知識のない長野県警組と毛利小五郎が主役に据えるというある意味冒険とも言える布陣を敷いている。はっきり言ってここ数作品の中で最も地味な映画になっていると言えるだろう。ただ、そこは相棒シリーズなどで辣腕を振るってきた櫻井武晴が脚本を担当しているということで、見ごたえのある警察サスペンスに仕上がっていた。もっと派手な勝負も打てたとだろうが、ここへ来て内容勝負の一作を出してきました。
この短評にはネタバレを含んでいます