モディリアーニ! (2024):映画短評
ジョニー・デップはこういう人物が好きなのに違いない
ジョニー・デップは、本作の主人公のような人物が好きなのに違いない。デップが監督を引き受けたのは、『フェイク』で共演し、本作に出演するアル・パチーノの提案だというが、デップはポーグスのシェイン・マガウアンのドキュメンタリーも製作しており、反体制で無頼派で酒好きで自分の性質に翻弄される人物に魅せられるのではないか。
物語の途中で何度も、映像がバスター・キートンの映画のようなモノクロでサイレントのコメディに変貌する。それは、主人公モディリアーニは自分をこのように認識している、という彼のセルフイメージの映像化なのだろうが、そのイメージは、どこかジョニー・デップ自身にも重なって見える。
この短評にはネタバレを含んでいます





















