おさるのベン (2025):映画短評
ただ次々に若者が死ぬB級ポップコーン映画
89分、猿がおバカな若者を次々に殺すだけのB級ポップコーン映画。残酷さはたっぷりで、何も考えずにキャーキャー言いたい気分なら十分ありかも。とは言え、このジャンルでももう一段上に行けたはず。猿は人間に最も近い動物であり、ベンは頭が良いしこの家族のペットでもあるのに、ただ凶暴な動物として描かれ、思いやりがなさすぎ。人間のキャラクターもこれ以上にないほど薄っぺらく、バックグラウンドも中途半端に説明されるだけでその先どこにも行かず。もちろん、潔くシンプルに徹したのかもしれないが。最新テクノロジーのCGを使う「猿の惑星」に対し、あえてアナログな選択で人間の俳優に猿を演じさせたのはなかなか面白い。
この短評にはネタバレを含んでいます





















