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ブリング・ハー・バック (2025):映画短評

2026年7月10日公開 104分

ブリング・ハー・バック
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猿渡 由紀

注目のオーストラリア人ホラー監督が贈る第2弾

猿渡 由紀 評価: ★★★★★ ★★★★★

「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」で大ブレイクを果たしたフィリッポウ兄弟監督の第2弾は、シンプルさが効果的だった前作より込み入っている。主人公の兄妹、とりわけ17歳のアンディについては、ストーリーが進む中で複雑な過去と内面の葛藤が明かされていく。“悪役”である里親ローラも、モチベーションは救いようのない悲しみから来ているのだ。
 そんなふうに下地作りにじっくり時間をかけ、いざクライマックスになると、ホラーの本領が爆発。そこは相当残酷で、目を覆ってしまうことしばしば。サリー・ホーキンスも3人の若い役者たちもみんなすばらしい。ただ、感情面で作り手が望んだであろう深さには達していない。

この短評にはネタバレを含んでいます
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