オスカー期待の話題作、思わぬ酷評

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『大いなる陰謀』に出演しているトム・クルーズ

 アメリカのアフガニスタン政策を軸に、メディアと政治が複雑に入り乱れるドラマ、『大いなる陰謀』が、予想外の厳しい評価を受けている。本作はロバート・レッドフォード監督・出演、トム・クルーズメリル・ストリープ主演という豪華なキャストを集めた社会派ドラマで、アカデミー賞も意識した作品。11月1日のロサンゼルス・プレミアには多くのスターが参加し、お祝いムードが高まったが、作品を観た批評家たちからは、こぞって本作に否定的なコメントを寄せられている。ウォール・ストリート・ジャーナル紙では「概略だけをゴチャゴチャ集めた、中身の薄い作品」、ニューヨーカー紙では「ヘリコプターの出てくるおとぎ話」、ガーディアン紙では「単調で自意識過剰」と、主要新聞で酷評が続々。大スターが揃った映画だけに、3500万ドル(約38億円)の製作費は興業で取り戻せるだろうといわれているが、期待されているオスカーの行方は怪しそうだ。

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