ゾンビの父、ジョージ・A・ロメロを直撃!新作にはスティーヴン・キングやタランティーノも!

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ゾンビと言えば、この人! ジョージ・A・ロメロ - (写真:細木信宏)

 ホラー映画の巨匠ジョージ・A・ロメロはゾンビ映画の第一人者で、映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/ゾンビの誕生』でカルト的支持者を形成し、その後映画『ゾンビ』では数々のホラー監督に影響を与えてきた。今回、その大御所ジョージ・A・ロメロの新作映画『ダイアリー・オブ・ザ・デット』(原題)が公開される。本作は、ホラー映画を撮影中の大学生が、世界中で起き始めたゾンビの急増という異変に追われながらもビデオ撮影を続け、映像を生存者へのメッセージとして製作するサバイバル映画。この映画について、彼にニューヨークで話を聞いてみた。

Q:前回監督を務めた映画『ランド・オブ・ザ・デッド』と比較してみていかがですか? それとなぜ本作のテーマに興味を示したのでしょうか?

(ジョージ・A・ロメロ)『ランド・オブ・ザ・デッド』は十分気に入った映画になったが、自分の持つ本来のルーツを失ってしまった感じがしたんだ。そこで自分で「これがわたしの原点じゃないと」自問自答してみたんだ。これからの作品が、これよりもっと巨大なプロダクションになる可能性が見えていたらね。でもわたし自身はそれを望まないし、実際には製作会社のユニバーサルも、わたしが製作したいように指示してくれてはいたんだ。だがかなり酷な撮影で、自分が最初に持っていた構想とは方向性が変わってしまっていてね。そのため、今回はルーツに戻ってみたんだよ。普段わたしは、世間で起きていることをよく監視しながら映画製作を続けてきたが、最近のインターネットでのブログを見ていると、どんな人でも支持者ができてしまうようなことや、ほとんどの人がビデオカメラを持っていて、誰もがリポーターになってしまう危険性があることについて触れてみたくなったんだ。

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Q:この映画は『ゾンビ』の現代版であり、あなたは古き良きエッセンスを理解していて、それがうまく表現されているのですが、これは意図的なものなのでしょうか?

(ジョージ・A・ロメロ)老人だから昔の映画が好きだし、自分のテイストも古いものが多いし、映画内のテクニックなんかも古いかもしれない。でも最近観た映画『つぐない』では、何も感じなかったのだが、デヴィッド・リーンの『逢びき』は最後に涙ぐんだのを覚えているよ。今日の映画は、感情を全面に出したものが要求され過ぎると思うんだ。

Q:この映画の続編の製作をするという話を聞いたのですが、そのことについて教えて頂けますか?

(ジョージ・A・ロメロ)実はもしこの映画の続編の製作が決定したら、わたしにとって初めての続編になるんだ。これまでわたしの製作したゾンビ映画は、キャラクターはそれぞれ違っていて、ゾンビ現象やゾンビの進化はあるけれど続編ではない。もしやるとしたらこれまでと類似性のあるものになるかもしれないが、今はまだ交渉中の段階なんだ。

彼は、巨匠であるにもかかわらず、遊び心を持った親しみ安い人柄だった。ちなみにこの映画の声だけの出演をしている人たちは何と、スティーヴン・キングウェス・クレイヴンギレルモ・デル・トロサイモン・ペッグ、そしてクエンティン・タランティーノと相当なメンバーである。ゾンビ映画の巨匠が、今度の作品でどのようなゾンビを見せてくれるのか今から楽しみだ。(取材・文:細木信宏 シネマトゥデイ)

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