ロンドンで、レズビアン&ゲイ・フィルム・フェスティバル華やかに開幕 !

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イギリスで最も有名な人権活動家ピーター・タッチェル氏 - 写真:Yukari yamaguchi

 今回が22回目となるロンドン・レズビアン&ゲイ・フィルム・フェスティバルが3月27日開幕した。ブリティッシュ・フィルム・インスティテュート(以下BFI)主催で、4月10日の閉幕まで約200作品がロンドン数か所で上映される。BFIは、先ごろその早すぎる死にゴードン・ブラウン首相などからも追悼の意が寄せられた故ミンゲラ監督が理事を務めていたこともある、映画とテレビの振興を目的とする団体だ。また、このフェスティバルのスポンサーには、ルノーやメリル・リンチなどと並んで名誉後援者としてエルトン・ジョン、イアン・マッカラン、スティーブン・フライなどゲイであることを公表している有名人の名前もある。

フェスティバル中にはさまざまな関連イベントも催される。ベティ・デイビス生誕100年といったものから、「ミート・ザ・メット」と銘打ったメトロポリタン・ポリスのLGBT担当警官に会いましょうというものまである。さては制服姿のポリスマンに会いたいというゲイ的な好みの反映されたイベントかと考えてしまったのは早合点だった。LGBTとはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの略なのだそうで、その担当の警官がいるという事実にびっくり。LGBT担当警官コースというものを終了した警官が、LGBTコミュニティとポリス間の円滑な関係のために働くもので、最近できたばかりということだ。

肝心のフェスティバル上映作品だが、意外に多彩なラインアップだ。現代美術界の大御所ギルバート&ジョージのドキュメンタリー映画『ウィズ・ギルバート&ジョージ』や、故ヒース・レジャーなど6人の俳優がボブ・ディランを演じた中に女優のケイト・ブランシェットがいたことでも話題を呼んだ映画『アイム・ノット・ゼア』など、広い意味でセクシュアリティに関連した映画を集めた構成になっているようだ。製作年をみても1912年のトーキー映画から2008年の短編作品までと幅広く、製作国も欧米各国はじめ、タイ、パキスタン、イスラエル、イラン、韓国などの作品もある。残念ながら今回は日本のものはない。オープニング上映作品は、ブリタニー・マーフィー主演のロマンチック・コメディ映画『ラブ・アンド・アザー・ディザスターズ』(原題)。『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』での監督デビューが話題となったアレック・ケシシアンの監督第3作目となる作品だ。オープニング上映館にはやはり男性同士、女性同士のカップルの姿も目立ち、にぎやかにフェスティバル開幕を楽しんでいた。 (取材・文:山口由香里)

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