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不況知らずの週末ボックスオフィスは、過去の2月の中で最高の売り上げを達成!-2月9日版【全米ボックスオフィス考】

不況知らずの週末ボックスオフィスは、過去の2月の中で最高の売り上げを達成!-2月9日版
こちらは今週第4位の『ピンクパンサー2』

 世界的な不況の影響で、暗いニュースが多い今日このごろだが、今週末のアメリカ映画業界からは逆に明るいニュースが届いた。

 今週初登場の話題作映画『ヒズ・ジャスト・ノット・ザット・イントゥ・ユー』(原題)が2,750万ドル(約24億7,500万円)を売り上げて1位となった今週末の全米ボックスオフィスは、これまでの2月週末チケット売上高で最高額をたたき出し、見事新記録を打ち立てた。全米興行成績は、去年同時期の週末と比べても総合して38パーセントの伸びを示しており、不景気が続くビジネス界で数少ないグッドニュースとなった。(以下1ドル90円計算)

 今週のナンバーワンとなったロマンチック・コメディーのタイトルにもなっている、「ヒズ・ジャスト・ノット・ザット・イントゥ・ユー」というフレーズは、テレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」のエピソードでも題材にされている。デートの後に「彼から電話が来ない!」と嘆く女友だちに向かって、「彼はあなたに対して、そんなに気がないわね」と言う場合に使用するフレーズなのだが、この映画も、「セックス・アンド・ザ・シティ」と同様に、女性が誰しも一度は経験するであろう、男性とのデートで起きる悲喜劇をテーマにしたストーリーだ。主演にジェニファー・アニストンやドリュー・バリモアといった人気女優を迎え、ダントツで女性の支持を得ており、配給会社のワーナー・ブラザーズの調査によると、この映画を観に来た80パーセントの人たちは女性だという結果が出ている。これからバレンタインデーを迎える土曜日を前にして、今週から来週にかけての興行収入が期待されている。

 第2位は、先週の1位からワンランクダウンしたものの2,045万ドル(約18億4,000万円)を売り上げた、リアム・ニーソン主演のスリラー映画『テイクン』(原題)。先週からわずかに16.9パーセントの収入減ということで、興行成績上では何とか持ちこたえている。

 第3位は今週初登場で、映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セリック監督の新作映画『コラライン』(原題)。ヘンリー監督独特の、暗くて不気味なカワイさが何ともいえず3D作品ということでも話題となって、子どもから大人まで幅広い客層を引き付けて1,685万ドル(約15億1,600万円)の収入を記録した。

 第4位は、シリーズ第2弾でスティーヴ・マーティン主演のアクションコメディー映画『ピンクパンサー2』がランクインし、1,158万ドル(約10億4,200万円)の興行成績を上げた。

 第5位は今週末もトップ5に残って、アッパレな成績を記録し続ける映画『ポール・ブラート:モール・コップ』(原題)。先週から21.5パーセントしか落ちていない1,088万ドル(約9億7,920万円)で、公開4週目にしてこの成績は上出来だ。予算が2,600万ドル(約23億4,000万円)のところをすでに総額9,700万ドル(約87億3,000万円)の収入を稼ぎ出しているこの作品は、不景気でどん底のソニーにとって、ありがたい作品となっている。

 今週末から封切りが控えている作品は、クライヴ・オーウェンとナオミ・ワッツ主演のサスペンスドラマ映画『ザ・バンク -堕ちた巨像-』。大手銀行の恐るべき陰謀を暴くべくクライヴとナオミが大活躍する作品だ。そして、ホラーファンお待ちかねのリメイク作品映画『13日の金曜日』。公開日もタイトルに引っ掛けて13日の金曜日と、往年のジェイソン・ファンから新しいヤング・ファンも総動員しようとしている。日本でも同日に公開されるので、公開前に以前の作品と見比べてから観に行くと、より楽しめるかもしれない。(取材・文:神津明美 / Addie・Akemi・Kohzu)


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