サム・メンデス監督、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』の最中に撮影した新作を語る!

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サム・メンデス監督とジョン・クラシンスキー - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『アメリカン・ビューティー』『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』の監督サム・メンデスと、映画『かけひきは、恋のはじまり』のジョン・クラシンスキーが、American Museum of the Moving Imageのイベントで、新作映画『Away We Go(アウェイ・ウィ・ゴー)』(原題)について語ってくれた。

映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』

 本作は、出産を間近に控えたカップルが、新たなスタートを切るための場所を探しに、アメリカ横断の旅に出るが、その道中で親類や友人を訪ねて回り、真の家族像を見つけ出していくハートウォーミングなドラマ。

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 熟考しないと映画を製作しないことで知られるサム監督だが、本作の企画にはすぐに飛びついたそうだ。「『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』が編集段階だったときに、一旦作業をストップして、この映画を撮ったんだよ! 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』とは真逆の話で、非常に笑える。でも『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』のカップルと比較してみると、意外にも類似点があるんだ」とサム監督。

 脚本家のデイヴ・エガースとヴェンデラ・ヴィーダは、主役にジョンとマーヤ・ルドルフを思い浮かべながら脚本を書いたらしい。「僕は映画『ジャーヘッド』でサム監督とすでに仕事をしていたんだ。ある日、『大笑いしながら脚本を読んでいたときに、君のことが頭に思い浮かんだよ!』って電話があった。僕にはその声が、すごくヘタなイギリスなまりでしゃべるジョージ・クルーニーに聞こえて、『またイタズラか!』と思ったんだ。というのも、彼は『かけひきは、恋のはじまり』で共演した際に、そんなことばかり僕にしてきたから。でも話をしていくうちに、それがイタズラではなく、サム監督本人だとわかった! もう気を失いそうなほど喜んだよ! 僕をキャスティングしようとしてくれたんだからね」とジョン。

 映画『エターナル・サンシャイン』『僕らのミライヘ逆回転』の撮影監督エレン・クラスについて「素晴らしい女性なんだけれど、自分の声のでかさに気付いてないね(笑)。彼女はささやき声で話しているつもりらしいけれど、全然そうじゃない」とサム監督。一方のジョンは「本番がスタートして、みんな演技していたんだけれど、急にエレンがカメラをのぞきながら『録音のマイクをもっと上! そう、その辺! ところでこのレンズ、フィルターがないとダメね! これじゃ何も見えないわ!』と大声でしゃべり始めたんだ。本番中のはずなのに……俳優たちは一斉に首をかしげていたよ」と面白いエピソードを語ってくれた。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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