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ペネロペ・クルスご機嫌!アルモドバル監督を特別な存在と絶賛!

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ペドロ・アルモドバル監督とペネロペ・クルス
ペドロ・アルモドバル監督とペネロペ・クルス - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』などで知られるスペインを代表する監督ペドロ・アルモドバルと、彼の作品の常連女優であるペネロペ・クルスが第47回ニューヨーク映画祭(47th N.Y.F.F)の記者会見に登場した。映画『Broken Embraces』(英題)は、事故で愛する女性レナ(ペネロペ)と視力を失った盲目の脚本家マテオ(ルイス・オマール)の悲劇的なドラマ。

 盲目の脚本家というキャラクターを主人公にした理由を「この映画の脚本を書く前に、僕はひどい偏頭痛に悩まされ、ほとんど暗がりの部屋で過ごしたんだ。でもその暗闇の中にいると、イマジネーションが解放されて、アイデアが浮かんできた。それから僕は自分の状況をノートに書き出し始めて、本作のキャラクターを生み出したんだ」とアルモドバル監督は語る。

 ペネロペは、アルモドバル監督の映画『ライブ・フレッシュ』以来、何度もアルモドバル監督作に出演している。ペネロペは「わたしがアルモドバル監督に会ったのは、17歳のとき。当時彼は映画『キカ』の脚本を書いていたんだけれど、わたしはまだ若くその映画には当てはまらなかったの。そしてようやく彼と仕事をしたのが『ライブ・フレッシュ』。この10年間、お互い成長して友情関係も築き上げることができたから、アルモドバル監督はわたしにとって特別な存在なのよ」と関係を語る。また「これだけ俳優に対して敬意を払い、時間をかけて映画を製作する監督はまれだと思うわ!」と絶賛していた。

 今回の記者会見には、テレビ局のカメラが7台も用意され、多くのフォトグラファーも参加した。トロント映画祭のテレビインタビューの際にはインタビュアーの質問に腹を立てて途中退席したペネロペだったが、今回の記者会見では終始上機嫌だった。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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