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ジェームズ・キャメロン監督「ブルーレイの映像は劇場で観るよりもきれいかも」

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DVD&ブルーレイの発売決定ににっこりのキャメロン監督
DVD&ブルーレイの発売決定ににっこりのキャメロン監督 - (C) 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved.

 映画『アバター』のブルーレイ&DVDの発売発表会が現地時間3月23日にロサンゼルスで行なわれたが、その中で日本向けの特別インタビューが実施された。

映画『アバター』写真ギャラリー

 史上最速での世界歴代興収記録を更新し、アカデミー賞3部門、ゴールデン・グローブ賞では作品賞、監督賞の2部門を受賞した『アバター』。構想14年、製作に4年の時が費やされた作品が歴史的な記録を残したことへの感想を求められたキャメロン監督は「すごくいい気分だよ」とうれしさを隠せず、「フィルムメーカーとしては、アメリカ国内の観客だけではなく、まったく違った言語を話す世界中の観客に映画を通じてつながることができるというのは何よりも喜びだよ」と素直に喜びを表した。

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 それにしても、ブルーレイとDVDの発売がこんなに早い時期になったのはなぜなのだろうか。日本を含め、世界中では今も劇場で上映しているところがほとんどだ。だが、4月22日の全世界同時発売(日本は時差の関係で23日の発売)はキャメロン監督たっての希望だったことも明かされた。「いつ出すかということに関してはとても慎重に戦略を練った。でも、4月22日の「アース・デイ」(地球環境について考える日)に合わせて発売したかったんだ。そうすることで、この映画の持つ環境問題についてのメッセージを伝えたかったんだ」とリリース日に隠された意図をあっさりと明かした。

 そして観客にとってもっとも気になるのはブルーレイやDVDの画質だろう。映像美が話題を呼んだ『アバター』だけに、キャメロン監督自身がブルーレイとDVDの制作に参加し、念入りに調整を繰り返したらしい。その出来栄えは「ある意味、劇場で観るよりもきれいかもしれない。劇場は、劇場ごとに癖があるからね。今回のDVDとブルーレイで、僕は最高のクオリティーを提供したかったんだ」と監督も自信の出来であるらしい。

 キャメロン監督におすすめのDVD&ブルーレイの鑑賞法を聞いてみると、「普通はテーブルがあってソファがあるけど、テーブルをどけてソファをテレビの真ん前に置いて、1メートル強ほど離れたところから観るべきだね。それが正しい鑑賞法かな。少なくとも僕はそうやって観ているよ」という答えが返ってきた。

『アバター』ブルーレイ&DVDセット〔初回生産限定〕4,990円(税込み)
『アバター』DVD〔初回生産限定〕3,490円(税込み)

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