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北米最大の映画祭!GACKTがレッドカーペットに艶やかに登場!トロント映画祭開幕!

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GACKT、トロント映画祭のレッドカーペットを歩く
GACKT、トロント映画祭のレッドカーペットを歩く - Charles Le / Getty Images

 毎年恒例のトロント映画祭がカナダ、トロントにて9日に開幕した。19日までの11日間で、約300本の映画が公開されるこの映画祭は、北米最大の映画祭にして、アカデミー賞への前哨戦が開始する場所として知られている。

 期間中、ロバート・レッドフォードから、ロバート・デ・ニーロクリント・イーストウッド などハリウッドのアイコンの新作から、『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞を獲得したダニー・ボイルの新作『127 HOURS』(原題)、ナタリー・ポートマンにすでにオスカーの声が聴こえる渾身の主演作、ダーレン・アノロフスキー監督の(『レスラー』)新作『ブラック・スワン / BLACK SWAN』(原題)。またなんと地下に埋められてしまった男(ライアン・レイノルズ)の物語で、一度もカメラがその地下から出ることがないのに、ヒッチコック勝り(?)の技術で撮影されているという『BURIED』(原題)や、ブルース・スプリングスティーンのドキュメンタリー『ザ・プロミス:ザ・メイキング・オブ・ダークネス・オン・ザ・エッジ・オブ・タウン / THE PROMISE : THE MAKING OF DARKNES ON THE EDGE OF TOWN』(原題)にも注目が集まる。

 さらに、ミッドナイト・マッドネスという夜中の12時から上映が始まる人気シリーズでは、あのジョン・カーペンターの新作『ザ・ワード / THE WARD』(原題)が公開される。アート寄りのカンヌ映画祭に比べて、大作から、カルト映画、インディ映画まで多岐にわたり、さまざまなジャンルに及んだ作品が一堂に会するのがこの映画祭の特徴で、見どころがたくさんある。

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 この映画祭で観客賞に選ばれた作品がオスカーにノミネートされることも多く、昨年はアカデミー賞で6部門ノミネートされた『プレシャス』が観客賞だった。また、『マイレージ、マイライフ』もここで話題に火がついた作品だった。

 日本映画では、『ノルウェイの森』や、『告白』『十三人の刺客』『冷たい熱帯魚』『玄牝 -げんぴん-』(河瀬直美監督)、短編『東京-恵比寿』(TOMONORI NISHIKAWA監督)などが上映される。また、アメリカの作品であるGUY MOSHE監督の『ブンラク / BUNRAKU』に出演のGACKTもトロント入りしている。とりわけ、『ノルウェイの森』は、村上春樹の世界的な人気と、音楽を手掛けたレディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドの人気も手伝って、チケットは早くから売り切れていた。(取材・文:中村明美)

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