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ヴェネチアで2冠を受賞した『どつかれてアンダルシア』の監督、スペインの国民的英雄に!

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『ア・サッド・トランペット・バラーッド』(英題)で参加し、銀獅子賞(監督賞)と脚本賞のW受賞を果たしたアレックス・デ・ラ・イグレシア監督
『ア・サッド・トランペット・バラーッド』(英題)で参加し、銀獅子賞(監督賞)と脚本賞のW受賞を果たしたアレックス・デ・ラ・イグレシア監督 - Photo:Harumi Nakayama

 スペインで開催中の第58回サンセバスチャン映画祭で、スペインの2010年国民映画賞に選ばれたアレックス・デ・ラ・イグレシア監督への授賞セレモニーが現地時間18日に行われた。イグレシア監督は先ごろイタリアで開催された第67回ヴェネチア国際映画祭に『ア・サッド・トランペット・バラーッド』(英題)で参加し、銀獅子賞(監督賞)と脚本賞のW受賞を果たしたばかり。受賞は今年7月に発表されていたが、絶妙なタイミングでのセレモニーに報道陣や関係者など約300人が殺到し、母国の、しかも地元バスク地方出身の英雄の凱旋にサンセバスチャンが沸いた。

 同賞はスペインを代表する世界的巨匠へと成長したペドロ・アルモドバル監督が1990年に、2008年には『ノー・カントリー』で米アカデミー賞助演男優賞に輝いた俳優ハビエル・バルデムが受賞するなど、同国で最も栄誉ある賞。イグレシア監督はアンへレス・ゴンザレス-シンデ文化大臣から賞状と、賞金3万ユーロ(約330万円)の目録を受け取ると、満面の笑みで報道陣に披露した。

 イグレシア監督と言えば、スペインのどつき漫才師が主人公だったことから『どつかれてアンダルシア(仮)』というインパクト勝負の邦題を付けられてしまった代表作がある。今回の受賞を機会に、日本でも注目度が高まりそうだ。(取材・文:中山治美)

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