クリス・エヴァンス、母の誕生日を祝うためにカンヌ映画祭欠席「絶対に外せない」
第78回カンヌ国際映画祭

現地時間24日に閉幕した第78回カンヌ国際映画祭でプレミア上映された、『ノーカントリー』イーサン・コーエン監督の新作映画『ハニー・ドント!(原題)/ Honey Don’t!』。同作には、『キャプテン・アメリカ』シリーズでお馴染みのクリス・エヴァンスが出演しているが、現地のレッドカーペット&上映会に彼の姿はなかった。
映画祭から一夜明けた現地時間25日、エヴァンスはInstagramのストーリー(現在は削除)を投稿し、自分がなぜ映画祭に出席しなかったかを説明。世界3大映画祭よりも、70歳を迎えた母親リサ・カプアーノ・エヴァンスの大切な誕生日を優先したという。「素晴らしいキャストや製作陣と一緒にカンヌにいられたらよかったけれど、母の70歳の誕生日だったんだ。絶対に外せないことがあるから! みんな、おめでとう!!」とエヴァンスはつづった。
エヴァンスは以前から、メディアを通して家族の大切さを話している。母親のリサも、彼が無名だったころから真摯に相談にのるなど、エヴァンスを側で支え続けている存在で、エヴァンスが最後にキャプテン・アメリカを演じた『アベンジャーズ/エンドゲーム』を鑑賞して、涙を流したというエピソードも明かしている。
『ハニー・ドント!(原題)』は、小さな町の私立探偵(マーガレット・クアリー)が、謎めいた教会と関連する不可解な死の連続事件に挑むコメディー。エヴァンスは、カルト教会の邪悪な牧師を怪演している。カンヌ映画祭では、上映後に6分間のスタンディングオベーションが送られた。8月22日全米公開予定。(編集部・倉本拓弥)


