やっぱり強かったファミリーアニメ!3Dアニメ『メガマインド』が全米1位 -11月8日版

全米ボックスオフィス考

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Google +1
  • ツイート
  • シェア
やったね! (映画『メガマインド / Megamind』(原題)のブラッド・ピット、ティナ・フェイ、キャラを挟んでベン・スティラー) - Stephen Lovekin / Getty Images

 感謝祭とクリスマスのかき入れ時を目前に控えた今週末の全米ボックスオフィスは、去年の同時期と比べ何と27パーセント以上も売り上げがアップし、3Dアニメ映画『メガマインド / Megamind』(原題)が4,602万ドル(約39億1,170万円)をたたき出して全米ナンバーワンに輝いた。(1ドル85円計算)

今週第2位の『デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~』場面写真

 3,944館・推定7,300スクリーンにて大型公開されたこの作品は、今年度の大ヒット3Dアニメ映画『ヒックとドラゴン』のデビュー週末売り上げ4,373万ドル(約37億1,705万円)を上回るという大健闘を見せた。また、世界中で大ヒット中の3Dアニメ映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』、そして2009年の映画『モンスターVSエイリアン』に続く大ヒットデビューとなった。

[PR]

 2,634館が3DあるいはIMAX3Dでの上映ということで、同作品の興行収入トータルのうち、66パーセントが3D上映からの収益(59パーセントが3D、7パーセントがIMAX3D)だった。また、配給のパラマウント・ピクチャーズの統計によると、週末にこの映画を観に来ていた観客の57パーセントが女性客、そして52パーセントが25歳以下であったという結果が出ている。

 今週第2位は、初登場で3,355館・推定4,700スクリーンで公開されたロバート・ダウニー・Jr出演コメディー映画『デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~』だ。3,269万ドル(約27億7,865万円)の成績を収めたこの作品は、2006年の映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』を抜いて、これまで11月に公開されたR指定(17歳以下は保護者同伴のこと)コメディー映画ランキング歴代トップとなり、R指定コメディー全般から見ても歴代で第9位という記録を収めており、何とも幸先のいいデビューとなった。

 今週は第3位も初登場作品で、映画『フォー・カラード・ガールズ/ For Colored Girls』(原題)。2,127館・推定2,900スクリーンにて公開され1,950万ドル(約16億5,750万円)の収益を収めた。この作品は、『マデアおばさん』シリーズなどで黒人層に絶大な人気を誇るマルチタレントのタイラー・ペリーが監督・脚本を手掛けた映画だ。いつものタイラー作品にしては、そこまですごい興行収入ではないが、これは彼の作品でおなじみのコメディー色に欠けていたことから初登場第3位という結果になったと思われる。配給のライオンズ・ゲートが統計を取った観客調査によれば、週末に作品を観に来ていた82パーセントのお客は女性、そして87パーセントが25歳以上、全体客の81パーセントが黒人客だったという結果が出ている。

 今週第4位は、865万ドル(約7億3,525万円)を収めた映画『RED/レッド』。公開館数が120軒減り、先週の第3位からワンランクダウンしたものの興行収入の下降率は19.4パーセントと、スタミナを維持しておりまだまだ元気だ。『RED/レッド』は公開後24日現在で7,170万ドル(約60億9,450万円)の興行収入を記録し、依然として気炎を揚げている。

 トップ5の最後をしめるのは、先週の第1位からすごい勢いで落下してしまった映画『ソウ ザ・ファイナル 3D』で773万ドル(約6億5,705万円)。相変わらず3D上映からの収益がほとんどで、その比率は92パーセントとなっている。

 先週と比較して65.7パーセントも急降下してしまったが、実はこの落ち方はホラー映画の2週目にはありがちな傾向。ちなみに先週第2位だった映画『パラノーマル・アクティビティ2』は、今週は一挙に第6位まで落下して、デビュー3週目にして早くもトップ5圏外である。

 さて次回のチャート予想だが、トップ5候補が3作品ある。まずは実話を基にしたアクション・スリラー映画『アンストッパブル』。化学薬品とディーゼル燃料を積んだ貨物列車が制御不能になり、何とかしようと決死の思いで列車を止めようとした二人の男の活躍を描いた作品だ。映画『サブウェイ123 激突』以来、電車系作品が続くデンゼル・ワシントンと、映画『スター・トレック』で若かりし日のカークを演じて頭角を表したクリス・パインが主演。

 お次のトップ5候補は、映画『スカイライン / Skyline』(原題)。映画『宇宙大戦争』をほうふつさせる内容で、宇宙人の侵略を描いたSF作品。かなり派手なSFXで目を引く作品だが、デンゼルの作品に第1位を奪われかねない理由は、『スカイライン / Skyline』(原題)の出演者がほとんど無名なこと。特撮が主役の作品ではあるが、果たしてキャストの地味さがボックスオフィスにどう響くか……。

 上位候補最後は、最近結構地味な作品が多いハリソン・フォード出演のコメディー映画『恋とニュースのつくり方』。レイチェル・マクアダムスが、低視聴率にあえぐ朝のニュース番組のプロデューサーを演じ、手のかかる番組司会者を演じるハリソンとダイアン・キートンと渡り合う。往年の大スターであるハリソンとダイアン。年の若いレイチェルとのコメディー相性はいかに!? (文・取材: アケミ・トスト/Akemi Tosto)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Google +1
  • ツイート
  • シェア

楽天市場

[PR]