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深作欣ニ監督の悲願成就!『バトル・ロワイアル3D』全米公開決定!セールス金額は東映作品史上最高に

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深作監督の悲願達成!
深作監督の悲願達成!

 賛否両論を巻き起こした故・深作欣二監督の問題作を全編3Dに変換し、再び劇場で公開することで話題を呼んでいる映画『バトル・ロワイアル3D』で、2000年の公開当時にはかなわなかった全米公開が決定した。配給の東映によると、今回のアメリカでの『バトル・ロワイアル3D』セールス金額は、東映作品史上最高金額になるという。

映画『バトル・ロワイアル3D』写真ギャラリー

 2000年当時、アメリカでは1999年に起きたコロンバイン高校での銃乱射事件が、1994年に全米公開された映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』の影響を受けたとして、映画配給会社を被害者の親が訴えるなどの問題が発生していた。そのため、セールスが行われなかったアメリカでは、イギリスや香港などからのDVD流出が頼りに。『バトル・ロワイアル』は伝説の映画として語り継がれていた。2010年現在、訴訟問題も解決したアメリカで、アメリカ人も待ち望んだ映画『バトル・ロワイアル3D』が全米公開されることになった。深作欣二監督の長男である深作健太は、「世界中の人々に観ていただいた『バトル・ロワイアル』が、これまでアメリカで公開されることがなかったが、このたび、父・深作欣ニの悲願がかない、公開からようやく10年ごしに実現することになり、本当にうれしいです。これを機会にもっともっとたくさんの方々に『バトル・ロワイアル3D』を楽しんでいただけたらと思います」と喜びのコメントと共に、アメリカでの公開が父の悲願であったことを伝えた。

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 先日、映画産業の中心地ロサンゼルスのサンタモニカ市で開催された35カ国400以上の制作・配給会社が参加する、映画マーケットAFM(アメリカン・フィルム・マーケット)で実施されたバイヤー向けの5分間のフッテージ試写で、「期待と想像を超えてすごい!」とアメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、ロシア、イギリス、香港、韓国、中国、台湾、シンガポール、スイス、インドネシアなど13カ国50社以上をうならせた『バトル・ロワイアル3D』。アメリカ配給を射止めたバイヤーは、「自分たちがアジア映画を配給するきっかけになった衝撃的な忘れられない作品。10年経ってもその想いはまったく色あせず、今回交渉の機会を得られてかつてないほど興奮している」と、本作がアメリカへのアジア映画配給の架け橋となったことを明かした。このバイヤーは、映画『キル・ビル Vol.1』などを製作、配給するMiramaxに在籍していたころから『バトル・ロワイアル』を配給したいと切望していた。今後は、『バトル・ロワイアル3D』の2011年公開を皮切りに、2D版の『バトル・ロワイアル』『バトル・ロワイアル II~鎮魂歌(レクイエム)~』も公開していく予定だ。

映画『バトル・ロワイアル3D』は11月20日より全国公開

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