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『007』新作の敵役を演じたかったのに……ケヴィン・スぺイシーが泣く泣く諦めていたことを告白

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ケヴィン・スぺイシー
ケヴィン・スぺイシー

 製作スタジオの財政難により長らく新作が据え置きになっていた『007』シリーズ、ついに最新作となる映画『ボンド23(原題) / Bond23』の撮影開始のめどが立ったようだが、スケジュールの大幅な変更により、ケヴィン・スぺイシーが出演を諦めていたことを明かした。

 ウェブサイトLIVE FOR FILMSのインタビューに答えたケヴィンは、本作の敵役を演じることを楽しみにしていたそうだが、撮影時期の変更により出演できなくなっていたことを語ったそうだ。新たな撮影時期に、ケヴィンはシェイクスピア劇「リチャード3世」の舞台に出演することが決定していたため、映画出演は泣く泣く断念した様子。現在敵役には、ハビエル・バルデムが交渉中であるようだが、ケヴィンの敵役を観たかったファンも多いのではないだろうか。

 本作の監督には、映画『アメリカン・ビューティー』でケヴィンを米アカデミー賞主演男優賞に導き、自身も同作で監督賞を受賞したサム・メンデスが決定していたが、賞レースを総なめにした二人の再タッグは幻となった。

 映画『ボンド23(原題)』には前作に引き続き、主演のダニエル・クレイグジュディ・デンチの出演が決定していて、2012年11月9日から世界同時公開することを予定している。

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