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『ロード・オブ・ザ・リング』ゴラム役のアンディ・サーキスがピーター・ジャクソン監督の『ホビット』第2班監督に

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これから多岐にわたる活躍が期待できそうなアンディ・サーキス
これから多岐にわたる活躍が期待できそうなアンディ・サーキス - Larry Busacca / Getty Images

 映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでゴラム役を熱演し、シリーズ前日譚(たん)となる映画『ホビット(原題) / The Hobbit』にも出演するアンディ・サーキスが、ピーター・ジャクソン監督がメガホンを取る本作の第2班監督を務めることになったとハリウッド・レポーターが報じた。本作は現在ニュージーランドで撮影が行われている。

 「今回の『ホビット(原題)』の製作には『ロード・オブ・ザ・リング』のクルーが多く参加している。ピーターが求めている、今回の仕事に必要なものがわかっている人間が集まっているんだ」と語ったアンディ。ジャクソン監督の指名を受けたことについては「僕はピーターの感覚をわかっているし、互いに中つ国について理解しているからね」と述べた。

 すでにプレイステーション3専用ゲーム「Heavenly Sword ~ヘブンリーソード~」でディレクター経験のあるアンディだが、ジャクソン監督からの依頼は「素晴らしいサプライズだったよ」と喜びを語った。本作の製作が終了した後には、自身の初監督作品となる実写映画の製作に乗り出すつもりだという。また、俳優たちがモーションキャプチャーなどの映像効果について学ぶことのできるスタジオをロンドンに開設する計画もある彼にとって、今回の第2班監督としての経験は非常に有用なものとなりそうだ。

 アンディは映画『猿の惑星』最新作『ライズ・オブ・ジ・エイプス(原題)/ Rise of the Apes』の猿役やスティーヴン・スピルバーグ監督の3Dアニメーション映画『ジ・アドベンチャー・オブ・タンタン:ザ・シークレット・オブ・ザ・ユニコーン(原題)/ The Adventures of Tintin: The Secret of the Unicorn』にも参加している。(編集部・入倉功一)

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