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被災地で『ALWAYS 三丁目の夕日』無料上映 東宝が無償提供 大人にも心の癒やしを

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(C) 2005「ALWAYS 三丁目の夕日」製作委員会

 映画『ALWAYS 三丁目の夕日』『ALWAYS 続・三丁目の夕日』が被災地で無料上映されていることがわかった。被災地では、スタジオジブリの協力のもと映画『魔女の宅急便』『となりのトトロ』、東宝の協力のもと『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』などが無償で巡回上映されているが、今回『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズは、お年寄りも含めた全世代が楽しめるような作品ということで、東宝が無償提供を決めたという。

最新作『ALWAYS三丁目の夕日’64』場面写真

 被災地での巡回上映を企画した一人、映像機器メーカーに勤める田中彰さんは、『ALWAYS 三丁目の夕日』を上映したとき、上映開始時は7、8人しか集まっていなかった会場に、上映が進むにつれて続々と人が集まってきたことを振り返り、「大人の方々が見入っている姿を見て、この作品を上映できて良かったと思った」と語った。田中さんにとって、『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』を上映したときの子どもたちの笑顔も印象的だったようだが、『ALWAYS 三丁目の夕日』を上映したときに掛けられたお礼の言葉も、忘れられないものとなったようだ。

 『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズは、昭和の東京、下町を舞台に、家族の触れ合いを描いた心温まるヒューマンドラマ。2012年にはシリーズ第3弾となる映画『ALWAYS三丁目の夕日’64』の公開も決定しており、シリーズを通して、焼け野原から東京タワー建設、東京オリンピックと戦後復興を遂げてきた日本の姿を描くことになった。今回の企画を、「『娯楽でおなかが膨れるか?』といえば、決してそうではありませんが、大変な毎日の中に少しだけでも娯楽の要素があるということは、避難所の皆さまの生活が少しでも本当の『日常』に近づいていく、ささやかだけれども、大きな意味を持つ『復興への第一歩』になるのではないではないか」と語っていた田中さん。東宝は、今後も被災地の方々に提供できる作品を検討していくという。(編集部・島村幸恵)

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