圧倒的体験!GW映画はこの3本で決まり
提供:3社合同企画
待ちに待ったゴールデンウイーク。日々のストレスを忘れたい貴重なひとときに、忘れがたい体験を刻んでくれるイチオシの3作品を紹介します。実話に基づく感動作、ジブリファンもハマること必至のファンタジー・アニメなど、世界の賞レースで反響を呼んだ名作がズラリ! いずれも思いがけない瞬間を捉えた必見作です。
『ヴィットリア 抱きしめて』公開中
養子縁組に取り組んだ一家の実話に涙腺決壊
提供:スターキャットアルバトロス・フィルム
イタリア・ナポリ南部の街を舞台に、養子縁組に取り組む一家を描く実話に基づく物語。養子を迎えてからの物語は数あれど、本作は養子を迎えるまでの道のりにフォーカスしているのが特徴! 養子縁組のプロセスのほか、養子を迎えたい人が直面する壁や葛藤が繊細かつ真摯に描かれている。
主人公は、夫と3人の息子に囲まれ、満ち足りた日々を送っているかのように見える40歳の美容師ジャスミン。そんな平穏な暮らしが揺らぎ始めたきっかけが、父を亡くしたこと。父から金髪の少女を託される夢を繰り返し見るようになったジャスミンが「自分の人生には娘が必要」という想いに囚われ、やがて「娘がいないと幸せになれない!」とまで思いつめていくさまは、とりわけ養子縁組を考えている人には痛いほど共感するはずだ。一方で、“他人の子を引き取るなんて”と反対する夫や、本音を言えず内にためていく長男など、主人公の熱意が軋轢を生んでいく負の側面をも真っ向から描き出す誠実さが、物語に真実味を与える。
二人組の監督がドキュメンタリー出身とあって、登場人物全員の心情描写がドキュメンタリーと見まがうような圧倒的なリアリティーをもって迫り、どの人物にも寄り添うことができるのも本作ならでは。
そして何といっても凄いのは、夫婦が決断を下すクライマックス。紆余曲折のすえ他国から養子を迎えるに至った主人公に、ある理由から迷いが生じ始めるなか、その全てを凌駕する思いがけない瞬間が訪れ、思わず涙腺決壊すること必至。
主人公ジャスミンを演じたマリレーナ・アマートは“養子縁組を考えているすべての人の背中を押したい”という想いから本作に出演。中国の映画賞・電影金鶏奨(国際コンペティション部門)で最優秀女優賞を受賞したほか、ベネチア国際映画祭など数々の映画賞で受賞していることからも、国を超えて広がっていく物語の力を感じさせる。
理屈を超えた「人間の愛情」の根源を描き出した貴重な一本で、観た後に誰かと話したくなるはず。
(C)2024 Zoe Films, Sacher Film, Scarabeo Entertainment, Ladoc
『ソング・サング・ブルー』公開中
衝撃と涙…ヒュー・ジャックマンの圧巻のパフォーマンスはスクリーンで観てこそ
提供:ギャガ/ユニバーサル映画
『グレイテスト・ショーマン』『レ・ミゼラブル』などのヒット作を連発してきたヒュー・ジャックマンの圧倒的なパフォーマンスをたっぷり堪能できる本作は、ニール・ダイアモンドのトリビュートバンドとして地元ミルウォーキーのステージに立ち続けた実在の夫婦の物語。
ヒューが演じるのは、何十年も歌まねミュージシャンとして陽の当たらない道を歩んできたマイク・サルディーナ。そんな彼が転機を迎えたのは、同じ歌まねミュージシャンのクレア(ケイト・ハドソン)との出会い。それまで強いリスペクトゆえにニール・ダイアモンドの歌まねを避けてきたマイクが、クレアの一言に背中を押され、ニール・ダイアモンドのバンド結成を決意する。ヒューが「スイート・キャロライン」をはじめ数々の名曲を熱唱し、圧巻のステージを連発。音楽の情熱だけでなく、共に離婚を経験し、子持ち同士でもあるマイクとクレアが共鳴し合い、惹かれ合っていく直球のラブストーリーも清々しい。
ところが……映画の本当の始まりは、この後から。パール・ジャムの前座を務めたことをきっかけに一躍スターとなった順風満帆な日々は、クレアの身に起きた事件を機に一変。果てしない試練が続くその後の人生は壮絶そのもので、ヒュー&ケイトの熱演に圧倒されるばかりだ。
ヒューに劣らぬ力強い歌声を披露し、人生の絶頂からどん底までを体当たりで演じて見せたケイト・ハドソンは、アカデミー賞主演女優賞に加えゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にもダブルノミネート。ヒューもケイトと共にゴッサム・インディペンデント映画賞でミュージカル・トリビュート賞を受賞するなど、各映画賞の賞レースを席巻しており、映画通も納得のクオリティー。洋画マニア、特に1970~80年代の洋楽に親しんだ世代にとってはたまらない再現描写もあり、音楽ファンのハートもわしづかみに!
誰かの“歌まね”でしか生きられなかった男が自分の人生を手に入れる逆転劇。ツキに見放された男がすべてを乗り越え、再びつかんだ奇跡のステージは涙なしに観られない。安心して身を委ねられる良質なドラマが、「人生に遅すぎることなんてない」と力強く背中を押してくれる一本だ。
(C) 2025 Focus Features LLC. All rights reserved.
『ARCO/アルコ』公開中
空から落ちてきた虹色の少年…ジブリファンもハマる笑いあり涙ありの濃密な88分
提供:AMGエンタテインメント/ハーク
『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『崖の上のポニョ』など、宮崎駿監督(※崎=たつさき)作品から大きな影響を受けているというフランスの作家・アニメーター、ウーゴ・ビアンヴニュが手掛け、アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされるなど賞レースを席巻しまくりの本作。虹色のマントをつけた少年が空から落ちてくる……という冒頭からワクワクが止まらない! 極彩色の映像で活写する二つの時代の未来の景色は、スクリーンで観てこその圧倒的な没入感。手描きだからこそ感じられる温もりも大きな魅力で、一見馴染みのないキャラクターデザインも、観始めると不思議なほどすんなり引き込まれる。
10歳の主人公アルコが暮らす2932年の地球では、人類はなんと雲の上に築かれた巨大プラットフォームで暮らしている。光と水分を操ることで時空を旅し、過去の時代から植物や種子を持ち帰っては失われた地球の豊かさを取り戻そうとする日々。そんなある日、年齢制限から家族の中で一人だけ時空旅行をすることができないアルコが、ついにタブーを冒し単身時空旅行へ。彼が誤って迷い込んだ2075年の地球は、気候災害によって人類が防護ドームの内部で暮らさざるをえなくなった世界。そこではほとんどの仕事がロボットに委ねられていた……。
未来の描写は隅々まで目をこらしたくなるほどのクオリティーで、映像に身を委ねているだけであっという間。さらに、アルコがまだ幼いゆえに元の世界に戻るまでの道のりは想像以上に険しく、最後の最後までハラハラ。アルコが2075年の世界で出会った同い年の少女イリスと過ごす、ありふれているようでかけがえのない時間、愛情深い子守りロボットやちょっとマヌケな陰謀論者3人組を巻き込んだ追走劇……。笑いあり涙ありの大冒険は、88分とは思えない濃密さ。
日本語吹替え版には映画『国宝』で吉沢亮演じる主人公の少年時代に抜てきされた黒川想矢や、女優・舞踏家の堀越麗禾、声優・梶裕貴、南海キャンディーズの山里亮太ら豪華な顔ぶれがズラリ!
異なる時代に暮らしながら心を一つにしていく少年少女が織りなす、まぶしいほどまっすぐな“ボーイミーツガール”の物語。時代を超えた人間のつながりや環境問題への眼差しを織り込みながらも、肩肘張らないストーリーテリングが、すがすがしい感動を巻き起こし、子どもからオトナまで幅広い層をとりこにする。
(C)2025 Remembers / mountainA / France 3 CINEMA


