品川ヒロシ監督『漫才ギャング』、プチョン国際ファンタスティック映画祭で観客賞受賞！
品川ヒロシ監督の映画『漫才ギャング』が、現在韓国で開催中の第15回プチョン国際ファンタスティック映画祭にて観客賞を受賞した。監督第2作での映画賞受賞に品川は驚いている様子で、「いつか韓国でも映画を撮れるように、映画と韓国語の勉強をしたいと思います」と明かしている。
品川ヒロシ監督の映画『漫才ギャング』は今年3月に日本で上映され、動員70万人というヒットを記録した。今回の映画祭出品も、漫才を題材にしながら友情や成長を描き出している本作のオリジナリティーの高さが関係者の目に留まったのがきっかけになったといい、今月14日から開催されている同映画祭での上映の評判も上々。上映中は観客の笑いも絶えず、そのことが今回の観客賞受賞につながったもようだ。
今回の受賞について、品川監督は「観客賞を受賞したと聞いて驚き、そして喜んでいます」と今の心境を率直に明かすと、「いつか韓国でも映画を撮れるように、映画と韓国語の勉強をしたいと思います」と本気ともリップサービスとも取れるコメントをしている。今後の映画監督としての活動はまだ明らかにしていないが、今回の受賞が一つの契機となることだけは間違いなさそうだ。
映画『漫才ギャング』は、自身の自伝的小説を映画化した『ドロップ』で監督デビューを果たしたお笑いコンビ品川庄司、品川ヒロシの監督第2作。売れない漫才師が留置場で出会った不良と漫才コンビを結成して巻き起こす騒動や友情、そして彼らの成長を描いている。出演は佐藤隆太、上地雄輔、石原さとみなど。（編集部・福田麗）
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