『コクリコ坂から』に描かれる男の巣と女の巣!?ジブリ作品の中でもやっぱり男よりも女が強い!

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(上)夕焼けのコクリコ荘(下)カルチェラタン入り口 - (C) 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT

 ジブリ作品でもやっぱり男よりも女が強い!? 7月16日に公開されたスタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』で、男と女の驚きの構図が描かれていることがわかった。本作には、象徴的な建物が2軒登場するが、それがそれぞれ男の巣、女の巣として描かれているのだという。

映画『コクリコ坂から』場面写真

 本作に描かれる女の巣は、主人公の海が暮らす「コクリコ荘」。そこには、海の弟である陸を除いて、海の祖母、妹、研修医に画家の卵、ビジネスガール(当時のOL)といった女性の下宿人と女性ばかりが暮らしている。一方の男の巣は、海が通う高校にある文化部の部室棟「カルチェラタン」。プロダクションノーツでは、「海と妹の空が初めてカルチェラタンに足を踏み入れるシーンは、まるで不思議の国に迷い込んだアリスのように見える」と紹介されているが、文化部の学生たちが巣くう「カルチェラタン」は、作品冒頭、まさに女子にとっては異質の世界として描かれている。

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 しかし、物語の中で壊すか保存するかの議論の対象となる「カルチェラタン」は、女性に踏み込まれ、掃除が行われることになる。この掃除のシーンというのは、映画『ハウルの動く城』でも描かれたジブリ作品の一つの楽しみなのだが、『コクリコ坂から』でも、男女協力して歴史ある建物をきれいにしていくさまは、爽快(そうかい)。カルチェラタンの散らかり方は、宮崎吾朗監督の大学時代の男子学生寮を参考にしているというが、女性の介入で、変化が訪れるさまは、男よりも女の方が強いということを表しているともいえる。

 『コクリコ坂から』は、1963年の横浜を舞台に、高校生の少女・海と少年・俊の初恋を、戦後の混乱期に青春を過ごした親の世代の物語と絡めて描いた昔懐かしい日本の物語。映画に登場する建物に注目してみたり、物語を現代社会と比較してみたり、自分なりの楽しみ方を見つけてみてもよいかもしれない。(編集部・島村幸恵)

映画『コクリコ坂から』は全国公開中

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