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カイジ役の萩原聖人も思わず「ざわ…ざわ…」ギャンブルマンガのカリスマ・福本伸行の驚くべき強運ぶり

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チンチロリン勝負で勝ち続ける「カイジ」原作者・福本伸行(左)と、そのあざやかな勝負師ぶりに驚嘆する萩原聖人(右)
チンチロリン勝負で勝ち続ける「カイジ」原作者・福本伸行(左)と、そのあざやかな勝負師ぶりに驚嘆する萩原聖人(右)

 24日、タワーレコード新宿店でテレビアニメ「逆境無頼カイジ 破戒録篇」DVD-BOX発売記念「チンチロリンが忘れらんねぇよ!」店頭イベントが行われ、原作者であるギャンブルマンガのカリスマ・福本伸行がチンチロリン勝負で勝ち続け、主人公・カイジの声優を務める萩原聖人らが思わず「ざわ…ざわ…」としてしまう一幕があった。この日はほかにエンディング曲を歌う忘れらんねえよ、実写コーナー「カイジ箴言(しんげん)リターンズ」の久保ユリカ、佐藤雄三監督らも出席した。

 本作は、ギャンブルの駆け引きがテーマであり、そしてそこに立木文彦による暑苦しいほどのナレーションが入るなど、萌え要素ゼロの男くさい作風のアニメであるにもかかわらず、会場は多数の女性客が来場。中には福本マンガの代名詞である「ざわ…ざわ…」という文字とキャラクターを印刷した自作のうちわを持参するファンの姿もあるなど、会場は熱狂的な雰囲気に包まれていた。

 とにかく熱さ満点の本作だが、佐藤監督も「このシリーズはスタッフの一体感がすごいんです。みんなどれだけ『カイジ』が好きなんだというくらい」と現場の熱気を報告すると、福本も「2、3回アフレコに行ったことがあるんですが、みんな現場でもどうにかならないかとずっと考え続けているんです。あれだけ執念をこめればすごくならないはずないですよね」と付け加える。さらに萩原も「原作は力があるので、声で命を吹き込む作業も負けないようにしなくてはいけない。だからみんな現場は汗だく。汗臭かろうか、加齢臭があろうが、気にせずにやりました」と充実した表情で語るなど、現場の熱気が本作の熱気につながっていることがうかがい知れた。

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 この日は、DVD-BOX購入者への感謝の意をこめて、タワーレコードのエプロンをつけたカイジの姿が描かれたサイン入り特製ポスター5枚を賭け、会場の観客と福本とのチンチロリン勝負が行われることになった。チンチロリンとは、どんぶりの中に3つのさいころを入れて、その出た目によって勝敗を決めるゲームのこと。本シリーズでカイジたちが戦いを繰り広げた。この日はタワーレコード特別ルールということで、「4、5、6」の目しかない「シゴロさいころ」を使用。チンチロリン最高の目であるシゴロ(3つのさいころの目が「4、5、6」)が出やすい仕様となっていた。

 さて、いざ勝負を始めると、ギャンブルマンガのカリスマ・福本の本領発揮か、シゴロを連発。会場の挑戦者たちは、次々と敗れていき「ざわ…ざわ…」とどよめく会場内。しまいには萩原からも「何連勝してるんですか? タワーレコードが閉店しちゃいますよ」とツッコまれる始末。そんな中、ようやく10数人目で、シゴロを出した観客が勝利。勝利した女性に「おめでとう!」と祝福する声が寄せられた。

 裏カジノで1玉4,000円という破格のレートを持つパチンコ「沼」の攻略が描かれる本作のテレビ放送最終回はいよいよ9月27日。この回は映画版のカイジを演じる藤原竜也の声優参加も話題となっている。「収録が終わって、後は最終回を待つだけです。続編があるかどうかはお約束できませんが、カイジがいる限り、続けたいので、皆さんの応援がカイジの続編につながると思うので、よろしくお願いします」と萩原が会場に呼びかけると、続編を期待するファンからは大歓声が起きた。(取材・文:壬生智裕)

「逆境無頼カイジ 破戒録篇」DVD-BOX1はバップより発売中(税込:16,590円)

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