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フランス映画界の生ける伝説、女優カトリーヌ・ドヌーヴとは?

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フランス映画界のまさに生ける伝説! 画像はドヌーヴの代表作『昼顔』より - (c)Investing Establishment/Plaza Production International/ComstockGroup

シェルブールの雨傘』からおよそ50年にわたって活躍を続ける偉大なフランス人女優、カトリーヌ・ドヌーヴがなぜ人々を魅了し続けるのか、その理由を探った。

ドヌーヴの魅力の一つとしてまず挙げられるのは、ゴージャスな美しさだ。『シェルブールの雨傘』『昼顔』などで世界に美しさを知らしめた20代のころの作品から、30代では『終電車』、40代では『インドシナ』、50代では『ヴァンドーム広場』など、その美ぼうの変遷をフィルムにとどめてきた。そんな美しいドヌーヴを男性が放っておくはずがなく、マルキ・ド・サドの小説を映画化した初主演作『悪徳の栄え』のロジェ・ヴァディム監督をはじめ、フランソワ・トリュフォー監督やイタリアを代表する俳優のマルチェロ・マストロヤンニなど、その恋の遍歴も大女優らしい華やかなものだ。

しかし、彼女の魅力は外見だけではない。衝撃的な作品や難しい役どころに取り組んできた実績があり、その演技力も評価されている。ロマン・ポランスキーの『反撥』では男性への嫌悪感から精神をむしばまれる女、フランス語の作品ながらアカデミー賞にノミネートされた『インドシナ』では異国で独立運動にほんろうされる女実業家など、演じる役によって多彩な顔を見せてきた。さらに、大女優となってからも果敢なチャレンジは続く。レオス・カラックスフランソワ・オゾンなど、鬼才と呼ばれる監督の作品に出演。自ら手紙を書いて出演を熱望したラース・フォン・トリアーの『ダンサー・イン・ザ・ダーク』では、「工場で働くドヌーヴ」という役柄にも驚かされた。

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先日はリンカーン・センター映画協会が選ぶチャップリン・アワードを受賞したが、多くの名誉ある映画賞を受けてもなお、ドヌーヴは現役であり続ける。今年2012年は、フランスの国民的漫画『アステリックスとオベリクス』を原作にしたコメディーにも出演する。すっかり貫禄のついたドヌーヴだが、美しさと演技力は健在。今度はどんな作品でわたしたちを魅了してくれるのか、ますます楽しみだ。(岩永めぐみ)

映画『隠された日記 母たち、娘たち』は1月18日(水)よる11:00よりWOWOWにて放送

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