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ミシガン州立大学で「ウォーキング・デッド」にインスパイアされた授業「ゾンビの黙示録を生き抜く方法」がスタート

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 人気テレビドラマ「ウォーキング・デッド」にちなんだ授業がミシガン州立大学で5月から開講することが発表された。

 同大学のホームページによると講義は、「ゾンビの黙示録を生き抜く方法:大惨事と人間行動」と題され、7週間のコースだという。授業では大惨事によって、いかに人間の行動や自然が変化するかを歴史的と仮説的見地から学んでいくほか、世界がゾンビであふれかえったらどう対処するかというシミュレーションも行うとのこと。シミュレーションでは、生徒が何人かのグループに分かれ、協力し合ってゾンビがあふれる世界で生き延びる方法を模索するらしい。

 生徒たちは黒死病、隕石の衝突など、さまざまな大惨事についても学び、人類学、社会学、地質学のほか、集団行動の統制や規律などを学ぶ授業になるそうだ。日本では震災の大惨事後も食べ物や懐中電灯などに法外な値段を店側が要求しなかったこと、略奪者がいなかったことなどが海外のニュースで大きく取り上げられ、称えられた。大惨事における人間行動は国によって大きく違うかもしれないが、ソンビを取り上げての授業には興味をそそられるものがある。(澤田理沙)

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