小林すすむさん訃報に『踊る』織田裕二らがコメント…「撮影中、体調が少し悪そうで心配はしておりました」

　お笑いトリオ「ヒップアップ」メンバーで、後に俳優としても活躍した小林すすむさんが16日に58歳で逝去したことを受け、遺作となった映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』で共演した織田裕二をはじめ、同作の本広克行監督などがコメントを発表した。小林さんは今年1月21日に東宝スタジオでクランクインし、2月20日にクランクアップ。その直後に「余命2～3週間」との診断を受けていた。

映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』場面写真

■本広克行監督
あまりに突然の訃報に言葉がありません。15年間、中西係長を演じきっていただきありがとうございました。
おつかれさまでした。一緒に完成した作品を観られないのが悔やまれます。謹んでご冥福をお祈りします。

■織田裕二
撮影中、体調が少し悪そうで心配はしておりましたが、突然の訃報にただ驚いております。
ご冥福をお祈り申し上げます。

■北村総一朗
恩田くん！　恩田くん！　すみれを呼ぶ君の明るく元気な声が聞こえてくるようです。そんな君が僕より先に居なくなるなんて、どうしても不思議でなりません。残念です！
いつも君は、そこに居るだけで、仲間を、その場をなごませてくれる優しさにあふれたすてきな役者さんでした。楽しかったです。
踊る大捜査線テレビシリーズで初めてお会いしてTHE FINALでお別れした十五年間の御厚情ありがとうございました。そしておつかれさまでした。合掌!!

■小野武彦
「踊る」の撮影の時に微熱が続いているのにお医者に行ってないと言うので早く行くようにスリアミ（スリーアミーゴス）で叱ったのですが間に合わずに残念です。ご冥福をお祈り致します。

■斉藤暁
「踊る大捜査線」でご縁ができて長い付き合いになった。バラエティも一緒に出たり、かわいい奥さんを紹介してもらったり…楽しかった事を思い出してしまいます。独特の感性があった。お互いに、これからまだまだ広がっていけたら良いな…と思っていたのに。残念で仕方ないです。

映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は9月7日より全国公開