『レ・ミゼラブル』のアマンダ・セイフライド、ポルノ女優役への覚悟を語る

第63回ベルリン国際映画祭

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映画『ラブレース(原題)』のピーター・サースガード、アマンダ・セイフライド、ジェームズ・フランコ(左から) - Photo:Yukari Yamaguchi

 第63回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品されている映画『ラブレース(原題) / Lovelace』の会見が行われ、ポルノ女優リンダ・ラブレースを演じた『レ・ミゼラブル』のアマンダ・セイフライドピーター・サースガードらが出席した。

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 本作では、リンダが瞬く間にポルノスターとなる過程が2段構成で描かれる。まず、リンダが夫となるチャックと出会い、マネジメントされてデビューするという外から見たスター誕生の物語。そして、今度はリンダの視点で同時期のことが再度描かれる。それは、ドラッグ中毒のチャックに暴力を振るわれ、売春までさせられるというスターとは程遠い生活で、実際のリンダが自伝に書いて世間を驚かせた部分だ。

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 チャックを演じるピーターは、このところひどい男の役が続いていることについて「またかと思ったよ。花束をあげたり、お茶を入れてあげたりするような役がやりたいね」とコメントして会場を笑わせたが、本作で見せる説得力ある演技は見事の一言。

 ポルノスター役ということで、当然ヌードシーンの多いアマンダは「それは必要になるだろうと思ったわ。そのことでおじけづくことはなかった。それ以上のものがある映画よ」と覚悟を決めての出演だったようだ。そのほか、シャロン・ストーンがリンダの母親役で地味な中年女性の姿で登場するほか、ジェームズ・フランコヒュー・ヘフナー役で業界の黒い部分を体現しているのも面白い。

 2002年に交通事故に遭い53歳で亡くなったリンダは、後年、女性の人権のための活動家として知られた。ジェフリー・フリードマンと共に監督を務めたロバート・エプスタインが「映画はリンダが自分自身になるところで終わる。それが人生の次の章の始まりとなる。その意味では、とてもフェミニストなメッセージがあると思う」 と話すように、女性にとっても興味深い映画になっている。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

第63回ベルリン国際映画祭は17日まで開催

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