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斎藤工、回転ずし屋でつぶやかれる…!知らぬ間に標的にされる恐怖はまさに名作サスペンス?

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入江悠監督と斎藤工 ストーカーとは無縁ながら、ツイッターには戦々恐々!?
入江悠監督と斎藤工 ストーカーとは無縁ながら、ツイッターには戦々恐々!?

 WOWOWシネマとTSUTAYAがコラボレーションし、4夜連続で「本当に面白い映画」を放送する番組「100人の映画通が選んだ“発掘良品”」の解説コーナーで俳優の斎藤工と映画監督の入江悠が対談した。共に30代前半ということですっかり意気投合した二人のトークは、映画談議に端を発し、ネット社会の怖さまで語り尽くす展開となった。

 早くも第3弾を迎える本番組。今回のラインナップは熱狂的なファンに監禁される小説家の苦悩と恐怖を描いた映画『ミザリー』のほか、『冬の嵐』『ボディ・ダブル』『摩天楼を夢みて』の4本。どれも主人公やヒロインが知らぬ間に標的にされ追い詰められていく作品で、特に斎藤が印象に残ったのは、『ミザリー』でストーカー気質のファンを演じたキャシー・ベイツだという。

 自身はストーカー行為には無縁で、街を歩いても「(体が)大きいからか大丈夫ですね」という斎藤。しかし最近は、行く先々のお店で店員にツイッターでつぶやかれるといい、「だいたい誰がつぶやいているかわかっちゃうんですよ。回転ずしが好きでよく行くんですけど、その(つぶやいている)子を意識するのもいやだし、行きづらくなっちゃいますね。無意識にやっているんでしょうけど、(自分の行為を)何とも思わないのは怖いです」と告白。

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 「名乗らないからこそ本音で言えることもあるとは思うんですけど、えたいが知れないなと思います」と語る斎藤に、入江監督も「確かに。僕もネットだと何か圧力を感じるし、匿名のメッセージにへこむこともありますね」とうなずく。

 『SR サイタマノラッパー』シリーズで熱狂的なファンを持つ入江監督は、「シリーズ化すると、自分の思いとは違うファンも出てくるというのはあります」とジェームズ・カーンが演じる主人公の小説家に共感。一方で「『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』を作るとき道で待ち伏せされて、プロフィールを渡されたことがあって。すごく驚いたんですけど、最近は待つ姿勢の人が多いので、逆に面白いなと思って(映画に)出しました」というエピソードを明かし、「出したんですね」と斎藤をニヤリとさせていた。(小島弥央)

特集「100人の映画通が選んだ“発掘良品”」はWOWOWシネマで3月25日 21:00から4夜連続放送

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