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大泉洋、自身のエッセイが村上春樹超えに満面の笑み!

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エッセイを出版した大泉洋
エッセイを出版した大泉洋

 29日、俳優・大泉洋が都内で行われた「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」出版記念イベントに登場し、発売前から重版が決まるほど大好評の著書に「出版社が僕の力を読み間違えて少なめに刷ったってことかな?」と大泉流のジョークを交えながら出版の喜びを語った。

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 1997年から2005年まで連載していた大泉の原稿および、2013年に自身を振り返った描き下ろしエッセイが収録された本作。作家!? らしく和装で登場した大泉は「ペンは剣よりも強し。わたしのペンの力で世の中を変えていきたい」とあいさつすると、発売後、リブロ池袋本店の売り上げ週間ランキング(4月22日~28日)で1位を記録し、10日間で7万部を突破するなど、絶好調の売れ行きに「村上春樹超えですか。春樹くんとはデビューの頃からしのぎを削った仲だからね」と冗談を飛ばしつつ満面の笑みを見せた。

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 また、本作のカバーイラストは、大泉が子どものころから憧れていたという漫画家のあだち充が描いている。「ご自分の本以外でイラストを描くことははじめてらしいです。しかもあだち先生が人物を描く時は、普段はうしろ姿が多いのですが、この本では正面の僕を描いてくれているんです」としみじみと本を眺めながら感動した様子を見せた。それでも大泉そっくりなイラストには「ここまで似てなくても……。(タッチに出てくる二枚目の)須見工の新田みたいにしてくれても良かったのに」とボヤき節を披露し、客席の笑いを誘った。

 ドラマや映画の撮影など多忙を極め「予想以上に苦労した」と出版の苦労を語った大泉。今後も執筆活動を続けていきたいかという問いには「次は官能小説を書きたいですね。飛び切りエッチなやつ。あと続編はこれしだいですかね」とお金のマークを示すなど、終始本音とも冗談とも言えないトークで盛り上げていたが「文章を書くのはとても面白い体験です。僕にとってとても思い入れのある本になりました。一人でも多くの人に読んでいただければ」と最後は真摯な姿勢で作品への思いを語っていた。(磯部正和)

「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」はメディアファクトリーより発売中(税込:1,365円)

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