宇多田ヒカル、亡き母への思い「母の娘であることを誇りに思います」

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母・藤圭子さんの死にコメントを発表した宇多田ヒカル - Jun Sato / wireImage.com

 歌手の宇多田ヒカルが、22日朝に死去した母・藤圭子さんへの思いをオフィシャルサイトにつづった。宇多田が藤さんの死についてコメントするのは今回が初めて。(以下、引用部分は原文ママ)

 「8月22日の朝、私の母は自ら命を絶ちました。様々な憶測が飛び交っているようなので、少しここでお話をさせてください」と切り出した宇多田によると、藤さんは長い間、精神の病に苦しんでいたとのこと。「その性質上、本人の意志で治療を受けることは非常に難しく、家族としてどうしたらいいのか、何が彼女のために一番良いのか、ずっと悩んでいました」と明かす。

 「幼い頃から、母の病気が進行していくのを見ていました。症状の悪化とともに、家族も含め人間に対する不信感は増す一方で、現実と妄想の区別が曖昧になり、彼女は自身の感情や行動のコントロールを失っていきました。私はただ翻弄(ほんろう)されるばかりで、何も出来ませんでした」と無力感をにじませた宇多田は、藤さんが最後に選んだ行動に「母が長年の苦しみから解放されたことを願う反面、彼女の最後の行為は、あまりに悲しく、後悔の念が募るばかりです」と胸の内を吐露した。

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 生前の藤さんについて「誤解されることの多い彼女でしたが…とても怖がりのくせに鼻っ柱が強く、正義感にあふれ、笑うことが大好きで、頭の回転が早くて、子供のように衝動的で危うく、おっちょこちょいで放っておけない、誰よりもかわいらしい人でした。悲しい記憶が多いのに、母を思う時心に浮かぶのは、笑っている彼女です」とつづると、「母の娘であることを誇りに思います。彼女に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです」とキッパリ。

 文章に乱れたところはなく、最後まで気丈さを貫いた宇多田。藤さんの死が報じられて以降、多くのファンから励ましのメッセージが寄せられており、コメントの最後は「沢山の暖かいお言葉を頂き、多くの人に支えられていることを実感しています。ありがとうございました」と感謝で締めくくった。(編集部・福田麗)

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