若手監督の登竜門「PFFアワード2013」グランプリ決定!審査員の森山未來も「刺激的な思い」

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最終審査員を務めた森山未來

 20日、第35回PFFぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2013」の表彰式が渋谷のシネクイントで行われ、市川悠輔監督の『夜とケイゴカー』がグランプリを受賞。最終審査員の一人を務めた俳優の森山未來は、白熱した審査を振り返り「選ぶ側の立場にいるなんて恐れ多いと思って何度かお断りさせていただきました。でも、本当に面白くて刺激的な思いをさせていただきました」と監督たちに讃辞の言葉を送った。

森山未來イメチェン?「PFFアワード2013」フォトギャラリー

 これまでに『悪人』の李相日監督や『冷たい熱帯魚』の園子温監督など多くの才能を輩出し、若手監督の登竜門としても知られている「PFFアワード」。35回目を迎える今年は511本の作品が寄せられ、厳選な審査を経て16本の作品が入選。そこからの最終審査員5人が審議を重ね、グランプリ・準グランプリ・審査員特別賞を選定した。

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 グランプリに輝いた市川監督は山形県出身の27歳。檀上でトロフィーを受け取ると手を震わせながら「キャスト・スタッフと観てくれたお客さんに『ありがとう』と言いたい。自分ではまだまだ未熟で、ほかの作品を観てこれじゃダメだろうと胸が苦しくなったけど、これを励みに次も頑張ろうと思いました」と感無量の面持ち。主演俳優の2人も檀上に呼び込み、喜びを分かち合った。

 最終審査員を務めたのは森山のほかに安藤親広(映画プロデューサー)、橋本一(映画監督)、中井美穂(アナウンサー)、中村義洋(映画監督)。グランプリの『夜とケイゴカー』は身勝手な悪友の運転で始まる悪夢のドライブを描いたロードムービーで、中井は「ひどい人たちが出てくる話で、どこに連れて行かれるんだって思いつつ、めちゃめちゃにされながらも、最後はとんでもないところに連れて行ってもらいました」と作品に夢中になったことを明かした。

 審査は接戦で惜しくも賞から漏れた作品があったそうで、中村監督はそのドキュメンタリー映画『カワツヒロアキ君、はい!』を撮った河津宏亮監督にも「劇映画を撮る力も持っていると信じている。この監督が撮るフィクションを観てみたい。責任を持ちますので、何か送ってきていただければ絶対観ます!」と力強く鼓舞していた。なお、グランプリに輝いた作品は来月開催される第26回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門にて招待上映される。応募総数511本の中で最年少監督は11歳だった。(中村好伸)※年齢は応募時のもの

■PFFアワード2013受賞結果一覧
グランプリ:『夜とケイゴカー』(市川悠輔監督)
準グランプリ:『きみの信じる神様なんて本当にいるの?』(猪狩裕子監督)
審査員特別賞:『夜の法則』(山下洋助監督)、『女島』(泉谷智規監督)、『山守クリップ工場の辺り』(池田暁監督) 

エンタテイメント賞(ホリプロ賞): 『愛のはずみ』(佐藤悠玄監督)
ジェムストーン賞(日活賞):『女島』(泉谷智規監督)
映画ファン賞(ぴあ映画生活賞): 『震動』(平野朝美監督)
日本映画ペンクラブ賞:『夜の法則』(山下洋助監督)

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