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三谷幸喜監督、コッポラ監督と対面!大感激でミーハーぶり発揮!

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対面を果たした三谷幸喜監督とフランシス・フォード・コッポラ監督
対面を果たした三谷幸喜監督とフランシス・フォード・コッポラ監督

 三谷幸喜監督が16日、元赤坂の明治記念会館で行われた「第25回高松宮殿下記念世界文化賞」受賞式典で、演劇・映像部門で受賞したフランシス・フォード・コッポラ監督と対面を果たした。

三谷幸喜監督&コッポラ監督対面!フォトギャラリー

 この日の会場には、コッポラ監督と交流のある映画衣装デザイナーの黒澤和子も来場。受賞式典終了後にコッポラ監督と対面した黒澤が「世界文化賞、おめでとうございます。お元気そうですね。父(黒澤明監督)が亡くなってからもう17年です」と呼び掛けると、コッポラ監督は悲しそうな顔を見せる。

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 そこで黒澤は「今、一緒に映画(『清須会議』)をやっている監督がコッポラさんの大ファンなので、ご紹介します」とコッポラ監督に三谷監督を紹介。三谷監督は前もって『清須会議』のDVDをコッポラ監督に送っていたそうで、コッポラ監督は「DVDを送ってくれてありがとう。後で観ます」と謝辞を述べる。

 すかさず、サインをねだるべく持参した『ゴッドファーザー』の写真集を差し出した三谷監督だが、その手は緊張で震えているようにも見えた。感動の対面を終え三谷監督は「『ゴッドファーザー』は完璧な映画。コッポラ監督も脚本家出身ですし僕もそう。書かれた脚本はお手本なので、お会いできて光栄です」とまくしたてる。さらに「これ(写真集)を持っていてよかった。黒澤さんと一緒に仕事をしていてよかったなと思いました」と感激が隠せない様子。明日は東京国際映画祭でトム・ハンクスと顔を合わせることになるといい「もし彼とお話ができたらサインをもらいたい。僕も映画ファンですから」と笑顔を見せた。

 日本美術協会によって1988年に創設された「高松宮殿下記念世界文化賞」は、58年の長きにわたって日本美術協会の総裁を務められた高松宮殿下の「世界の文化・芸術の普及・向上に広く寄与したい」とのご遺志に基づいて、全世界の芸術家を対象にした顕彰制度。コッポラ監督は、常陸宮同妃両殿下からメダルを拝受。厳かな雰囲気の中で式は執り行われた。また受賞式後の「祝宴」には安倍晋三内閣総理大臣も来場。「わたしは若い頃、映画監督になりたいと思っていました。ですからファミリービジネスに行かなかったら、映画を撮っていたかもしれません。そのかわりアベノミクスはなかったかもしれませんが」とユーモラスなスピーチで会場を沸かせていた。(取材・文:壬生智裕)

映画『清須会議』は11月9日より全国東宝系にて公開

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