マーク・ウォールバーグ、トム・クルーズを批判？兵士と俳優業の比較発言で

　マーク・ウォールバーグが、俳優業とアフガニスタンに派兵された兵士を比較したトム・クルーズの発言を批判したとして、話題を呼んでいる。

このでも軍人役！マーク・ウォールバーグ『2ガンズ』フォトギャラリー

　マークは現地時間12日、ロサンゼルスで行われたAFI（アメリカン・フィルム・インスティチュート）映画祭に出席。アフガニスタンでタリバン主要メンバー狙撃作戦に臨んだ米海軍特殊部隊、ネイビー・シールズ隊員の実話を基にした主演最新作『ローン・サバイバー（原題） / Lone Survivor』のティーチインに参加した。

　イベント中、軍人を演じるためのトレーニングについて触れたマークは、その体験を振り返るように「僕の仕事（俳優）は軍隊に入るのと同じくらい大変なことだった……と言うヤツがいたら、メイク用の椅子に2時間も座りながら、よくもそんなことが言えたもんだって感じだね」とコメント。さらに「どうせ1日（撮影）が終わったら、家やらホテルの部屋に戻って、くそったれなチキン料理でも注文するんだろ」と語ると、客席から笑い声と拍手が起きた。

　トムは現在「娘のスーリを捨てた」と報じたゴシップ誌に対し、損害賠償を求めて訴訟中。先週、裁判所に提出した文章において、スーリと会うことができなかったのは、中東における映画撮影のためだったといい、「（俳優は）アフガニスタンにいる兵士のようなもの」など、俳優と兵士は同じくらいキツイ仕事だと主張したとして、物議を醸していた。

　このマークの発言ついて代理人は、この件を報じたTMZ.comに対し、マークはトムのことを愛しており発言に関連して彼を愚弄（ぐろう）したのではないとしているという。（西村重人）