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さだまさし、自作小説の映画主題歌は初!書き下ろしにプレッシャー

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映画『サクラサク』の主題歌「残春」を書き下ろしたさだまさし
映画『サクラサク』の主題歌「残春」を書き下ろしたさだまさし

 歌手で作家のさだまさしが、自身の同名短編小説が原作の映画『サクラサク』(来年4月公開)の主題歌を担当することが明らかになった。さだが自作小説の映画主題歌を書き下ろすのは初めてとなる。

 実父との思い出を基に執筆した原作にはさだの思い入れも強く、オファーを快諾した主題歌「残春」が誕生。「それぞれが持っている人生の残りの時間を、どんな境遇であろうと、生きているうちは春という希望に満ちた季節のように生きていかないといけない」という命のメッセージが込められた名曲で、12月7日より全国の劇場で上映される本作の予告編で楽曲の一部を聞くことができる。

 さだは制作にあたり「原作を大切にしてくださっていた監督から上がってきた脚本が、自分の作品よりも素晴らしいものだったので、この愛にどう応えようかと、なかなか1行目が書き出せないほどのプレッシャーでした」と意外な秘話も明かしている。

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 本作は、市川海老蔵主演『利休にたずねよ』(12月7日公開)で第37回モントリオール世界映画祭最優秀芸術貢献賞を受賞した田中光敏監督が映画化。家族を顧みず妻(南果歩)や息子(矢野聖人)、娘(美山加恋)との関係が悪化した主人公・俊介(緒形直人)が、父(藤竜也)の認知症の発症をきっかけに絆を取り戻そうとする姿を描いたヒューマンストーリー。(編集部・小松芙未)

映画『サクラサク』は2014年4月5日より全国公開

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