山田孝之、ウシジマくんの"髭準備“に「1か月」
9日、国内最大級の動画サービス「ニコニコ生放送」で映画『闇金ウシジマくん Part2』の特別企画「超やべーぜ！ TV エキサイティングカーニバル！」が放送され、山田孝之、やべきょうすけ、希崎ジェシカが居酒屋でライブトークを繰り広げた。
山田自ら「ニコ生はやりたい!」と思い実現した同番組。やべが司会を務め、ゲストにドラマや映画キャストの藤本涼、平田実、久保寺瑞紀、崎本大海、山口雅俊監督が登場したほか、電話コーナーでは高橋メアリージュン、綾野剛、本仮屋ユイカ、中尾明慶といった豪華メンバーも出演した。
真鍋昌平のコミックを基に、金に翻弄される人間たちの姿を描いた同作。主人公の闇金業者ウシジマを熱演した山田は、"まばたきしない”と評判の強烈な目力について、「視点を変えるときにしているんですよ」とタイミングにこだわっていたことを紹介。特徴的なあごひげは本物で「理想は1ヶ月半だけどだいたい時間がなくて、1ヶ月くらい時間をかけて生やしています」と語った。
ほかキャストのトークでは、高橋は山田について「妖精のような人」と感じていた印象を振り返り「たまにちらっと見える首筋がきれいで」と独特な理由を紹介して笑いを誘う一幕も。ドラマ版「Season2」から参加した綾野は最初は不安もあったというが「ドラマと映画をきっちりやられている現場で僕が何をやったところで壊れるほどやわな作品でないとわかったので、逆に完成されすぎていて入りやすかった」と現場で感じた心境を吐露。山田は中尾について「1つ1つのシーンで出すベストの表情がすごい。『原作でいいなと思う表情を切り取って使っていた』と聞きました」と中尾の役者魂を絶賛した。
また、やべは映画のポイントについて、最後の方でウシジマが柄崎（やべ）から言われて摩耶に電話をするシーンを挙げて「（ウシジマが）忘れていたのかわかっていたのかで、ある種のいい論議になるんじゃないか」と期待。山田も「今まで見たことのないウシジマの表情が観られる」と同意すると、やべは「ネタばれになるので答えられないけど、監督の中には明確な答えがあるんです。あそこをお客さんがどうジャッジするか、見る人がどう受け止めるかによって物語が大きく変わる作品になっているので、その辺も楽しんでいただければ」と、細部まで計算された本作のこだわりをアピールした。（中村好伸）
映画『闇金ウシジマくん Part2』は5月16日より全国公開
