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堂珍嘉邦、高梨臨のスルどい質問に男のホンネをチラリ?

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映画初主演となる堂珍嘉邦と共演の高梨臨
映画初主演となる堂珍嘉邦と共演の高梨臨 - 写真:本房哲治

 CHEMISTRY(活動休止中)のメンバーとして2001年にデビュー、現在はソロアーティストとして活動中の堂珍嘉邦が、初主演作となる映画『醒めながら見る夢』で、真実の愛を求めて苦しむ主人公・優児を熱演した。亜紀を演じる高梨臨と、「永遠の愛」「愛した人との永遠の別れをどう乗り越えるか」という映画のテーマについて語った。

映画『醒めながら見る夢』フォトギャラリー

 本作は、辻仁成が、2011年の東日本大震災を受けて、「みんなに元気になってほしい」という思いを込めて作った同タイトルの音楽劇を、自らメガホンを取り映画化したもの。堂珍は「ラストに『死者を忘れない』というセリフがあるんです。それは、人間は亡くなっても、生きている人の心の中で思い出としてよみがえることができるということなんです」と辻の思いを代弁する。優児とひそかに結婚し暮らす恋人・亜紀を演じた高梨も、「辻さんの『忘れなくていいんだよ』『無理に乗り越えなくていいんだよ』というメッセージが込められたラストシーン、すごくすてきだと思います」と共感を示した。

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 そして、もし自分がいなくなってしまったら、愛する人にどう生きてほしいか? と問い掛けると、「やっぱりねえ、覚えていてほしいですよね」と堂珍。そこで高梨が「ずっと引きずってほしい? それとも切り替えて次の恋で幸せになってほしい?」と核心を突く質問を投げ掛けると、堂珍は「うーん……(しばらく考えて)、あんまり悩まずに受け入れてほしいから、まさにこの映画のメッセージと一緒かもしれない。ただ、違う男性との恋愛は、見ないでおこうかな、みたいな」と男の本音をチラリ。

 高梨も「亜紀の立場になったらどう思うかわからないです。ただ、ラストシーンで優児から言われたセリフに、確かに心が動いたんです。ものすごくうれしかった。ということはやっぱり、覚えていてほしいんだろうなって思います」と思いを語った。(取材・文:須永貴子)

映画『醒めながら見る夢』は5月17日より公開

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