ジョン・フォード監督『駅馬車』『静かなる男』がデジタルリマスター化！美しくよみがえった予告が公開
4度アカデミー賞監督賞に輝いた巨匠ジョン・フォード監督の生誕120年を記念して、デジタルリマスター化された『駅馬車』（1939）と『静かなる男』（1952）が9月27日からシネマート新宿およびシネマート心斎橋で上映される。このたび予告編が公開され、『駅馬車』のモノクロの美しさ、そして『静かなる男』の鮮やかな色彩がよみがえっていることが明らかになった。
『駅馬車』は、いわくありげな乗客を乗せてアリゾナからニューメキシコまでひた走る1台の駅馬車を描いた娯楽アクションにして、アメリカ西部劇の頂点に君臨する名作。『静かなる男』は、アイルランドの小村に里帰りしたアメリカ人ボクサーが巻き起こす無骨で心温まるエピソードで織り成すヒューマンラブストーリーで、両作品でフォード監督作品の看板役者であるジョン・ウェインが主演を務めている。
また、『静かなる男』のロケ地を訪ねたホセ・ルイス・ゲリン監督のセミドキュメンタリー映画『イニスフリー』も今回のデジタルリマスター版上映期間中に上映予定。生誕120年という節目の年に、フォード監督作の世界にどっぷり浸りたい。（編集部・市川遥）
映画『駅馬車』『静かなる男』デジタルリマスター版は9月27日からシネマート新宿、シネマート心斎橋で公開
