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『X-MEN』ブライアン・シンガー監督への性的虐待訴訟1件が取り下げ

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そんなことは絶対になかった - ブライアン・シンガー監督
そんなことは絶対になかった - ブライアン・シンガー監督

 映画『X-MEN』のブライアン・シンガー監督に性的虐待を受けたと訴訟を起こしていた匿名のイギリス人俳優が、訴えを取り下げたという。

映画『X-MEN:フューチャー&パスト』写真ギャラリー

 New York Daily Newsによると、この男性は17歳当時、ロンドンのホテルでシンガー監督とブロードウェイ・プロデューサーのゲイリー・ゴダードに性的虐待を受けたとして訴えていたが、シンガー監督への訴訟だけが取り下げられたとのこと。監督の弁護士は以前から訴訟を起こす法的根拠がない上に適切な手順を踏んでいないと主張し、裁判費用として30万ドル(約3,000万円)を原告側に支払うよう要求していた。(1ドル100円計算)

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 この訴訟はシンガー監督に対する2件目の訴訟で、最初の訴訟は今年初めに俳優のマイケル・F・イーガンが起こしたもの。現在31歳のマイケルは、1990年代後半に開かれたパーティーで薬物やアルコールを飲まされ、性的行為を強要されたとしてシンガー監督など複数名を訴えている。

 監督はそのような事実はないと、訴えについて完全に否定し、映画『X-MEN:フューチャー&パスト』の興行収入に打撃を与えるための行為だと言っている。(BANG Media International)

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