ADVERTISEMENT

加瀬亮、今ちょっと不安…

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ホン・サンス監督と加瀬亮
ホン・サンス監督と加瀬亮

 俳優の加瀬亮と韓国のホン・サンス監督が13日、シネマート新宿で行われた映画『自由が丘で』初日舞台あいさつに登壇した。2年前に同劇場で行われた対談がきっかけで本作が実現したという思い出の地で、お互いの印象を語り合った。

映画『自由が丘で』フォトギャラリー

 同作は、『3人のアンヌ』などで世界的に高い評価を得ているホン監督と、監督のファンを公言する加瀬がタッグを組んだ恋愛ドラマ。思いを寄せる年上の韓国人女性クォン(ソ・ヨンファ)を追ってソウルを訪れたモリ(加瀬)の恋模様を描き、フランスの第36回ナント三大陸映画祭ではグランプリにあたる「金の気球賞」を受賞した力作だ。

ADVERTISEMENT

 二人の初対面は2年前に同劇場で行われた対談で、当時を振り返りホン監督は「とてもいい印象でした。加瀬さんは男性ですけど、美しい方だなと思いました」と述懐。「美しい」という表現に照れを見せた加瀬も「部屋に入るまでは緊張していたんですけど、監督のニコニコされた表情を見た瞬間に緊張も飛んで、一緒にいるのがうれしくなりました」と自然と意気投合した様子を懐かしんだ。

 撮影現場でも相思相愛の関係は続き、加瀬は「これ以上の現場があるのかと思うほど楽しかったので、今ちょっと不安です。すごく解放的な現場で楽しいし、スタッフも少ないので一人一人が映画作りに集中していて、熱気みたいなものが心地よかった」と回顧。ホン監督も「一緒に仕事をして、これ以上望むことはないと感じました。撮影後もメールのやりとりをしていますが、真面目で映画に対する態度が真摯(しんし)な方だと感じています」とお互いをたたえ合った。

 映画について加瀬は「観るたびに印象がこんなにも違う映画は初めて」と語り、「自分の作品は大体1回しか観ないんですけど、今回は7回観て、7回とも発見があった不思議な映画」と話すなど、俳優人生においても大切な作品となった様子をのぞかせていた。(中村好伸)

映画『自由が丘で』はシネマート新宿ほかで全国順次公開中

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT

おすすめ映画

ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT