歴代最年長、50歳のAV監督が撮影現場の裏側を描いたコメディーがゆうばり映画祭グランプリに!

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「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」の授賞式にてオフシアター・コンペティション部門グランプリを受賞した森川圭監督

 22日、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」の授賞式が、北海道夕張市のアディーレ会館ゆうばりで行われ、AV監督の森川圭監督による映画『メイクルーム』がオフシアター・コンペティション部門グランプリに輝いた。

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 若手映画人の登竜門として、多くの才能を発掘してきた同部門。今年は、AVの撮影現場のメイクルームでの1日を描いたワンシチュエーションコメディー『メイクルーム』がグランプリを受賞した。自虐ネタ満載のAV監督、さまざまな背景を持つAV女優など、個性的なキャラクターが繰り広げる群像劇となっている。

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 森川圭監督はAVやOVの監督・撮影を手がける50歳で、歴代最年長となる。突如、名前を呼ばれた森川監督は心底驚いた表情で、「何を言っていいのか分からないけど、まさかグランプリを取れるなんて思っていなかった。今までも映像制作に関わってきましたけども、これからもがんばります」とあいさつ。会場からの大きな拍手を受けた。

 大森一樹審査委員長は「実際に大阪芸術大学で教授をやっていると、映画を作るのは若ければいいもんでもないということをようやく感じています。50歳の監督が賞を取ってもいいんだというメッセージになったのでは」とコメント。西村喜廣も「今年、審査員をやらせていただいて、真剣に立ち向かいました。結果、グランプリを1番のオヤジが取ってしまいましたけど」と笑いつつ、「僕はこの映画祭で賞をもらったときに頑張っていこうと思いました。本当にあきらめないで映画を撮り続けてください」とメッセージを送るや、自身が涙ぐむひと幕も。

 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」は、22日16時半の時点で1万2,439人を動員。今年は好天に恵まれたこともあり、最終的には昨年の動員を上回ることが予想される。なお、映画祭のメイン会場となるアディーレ会館ゆうばりは老朽化のため、今年の3月で閉館。今後も映画祭を継続するためには、映画館のない夕張市における来年以降の会場を確保しなければならないが、その見通しはまだたっていない。「ゆうばり映画祭」は、来年以降の存続に向けて「応援基金」(詳細は公式HPにて)の募集を開始するなど、来年以降の開催に向けて模索が始まっている。(取材・文:壬生智裕)

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」コンペティション部門の受賞結果は以下の通り
<オフシアター・コンペティション部門>
スカパー!映画チャンネル賞:『私たちのハァハァ』(松居大悟監督)
シネガーアワード:『MIZO』(ナム・ギウン監督)
北海道知事賞:『歯まん』(岡部哲也監督)
審査員特別賞:『眠れる美女の限界』(二宮健監督)
グランプリ:『メイクルーム』(森川圭監督)

<インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門>
グランプリ:『今月のあの日』(ジラッサヤー・ウォンスティン監督)
審査員特別賞:『拝啓アトム』(吉池巨成監督)
優秀芸術賞『ハードル』(パク・ソンジン監督)
優秀芸術賞『Green Glows』(白田明日香監督)
優秀芸術賞『恵まれたマシーン V』(ジョシー・マリス監督)

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