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私的スター・ウォーズ宣言【Part1】スター・ウォーズ愛を語る【スター・ウォーズ特集】

私的スター・ウォーズ宣言【Part1】スター・ウォーズ愛を語る
スター・ウォーズ愛が止まらない!! - Lucasfilm Ltd. / Twentieth Century Fox Film Corp. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 世界中が最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を今か今かと待ちわびています。主要キャストは発表されましたが、ストーリーの全貌はいまだ謎のまま。何でもいいから情報が欲しいのがファン心理というもの。こうなったら、お互いのスター・ウォーズ愛を語り合うしかない! ということで、映画ライターの皆さんに、私的なスター・ウォーズ愛を語ってもらいました。

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誰もが宇宙を冒険したくなったはず! Michael Ochs Archives / Getty Images

【くれい響/映画ライター】

 全米公開から日本公開までの約1年に『宇宙からのメッセージ』『惑星大戦争』、さらに『フレッシュ・ゴードン』まで、亜流&類似作を劇場でキッチリ予習していたおませな小1時代。謎の上映方式「D-150(ディメンション150)」で上映された新宿プラザで観たエピソード4は、予習していた3本と異なり、スクリーンに映るもの全てがキラキラしたことを覚えている。

 当時関連グッズがあまりなかったこともあり、ライトサーベルとリモコンで動くR2-D2を買った程度だったが、その後の数年、小遣いとお年玉などをブッ込むほど力を注いだのは、いかに「本編」を手に入れるかということだった「ほぼラジオドラマ」なレコード「スター・ウォーズ・ストーリー 日本語版」だけではモノ足りず、ついには2万円ほどで東映から発売されていた「8ミリ(映画劇場)」に手を出してしまう。たった19分という異常なテンポの展開に魅了されるも、最終的にはサントラ・マニアのメッカとして、やたらと敷居が高かった渋谷の輸入レコード店「すみや」の門を叩くことに……。店頭予約の末、数か月後に当時2万8,000円という高額だった北米版ビデオテープ(しかも、ベータ!)を手にしたときのやり尽くした感。ネットでサクッと買える時代では味わえない重みを感じると同時に、財布の中は軽くなり、それ以降、かなり冷静にグッズや作品と向き合えるようになりました。

■プロフィール
1971年生まれ。東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝し、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部を経て、映画評論家に。『スター・ウォーズ』を『星球大戦』と表記するエンタメの極致・香港愛が高じて、地元紙「香港ポスト」では10年以上にわたって、カルチャーコラムを連載中。そのほか、映画やCDでAKB48のオフィシャルを担当するなど、ライターとしても多岐にわたって活動中。

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まさかの展開が……! Lucasfilm Ltd. / Twentieth Century Fox Film Corp. / Photofest / ゲッティ イメージズ

【なかざわひでゆき/映画ライター】

 エピソード4の日本公開時に小4だった筆者は、恐らくギリギリ最年少のSW世代。ところが、封切りの3か月前に父親の仕事で一家は国外へ引越し、しかも行き先は『スター・ウォーズ』が上映される可能性などほぼゼロに等しいソ連時代のロシアということで、実は『新たなる希望』を当時映画館では見ておりません。日本から送られてくる雑誌や新聞の評判と噂ばかりを目にし、自分だって見たいのに! という欲求不満で悶々としていた筆者。

 ようやく念願が叶ったのは、1980年の夏休みに家族旅行で訪れたノルウェーのオスロ。観光そっちのけで映画だなんて……と難色を示す両親を必死に説き伏せ、当時現地で封切られたばかりのエピソード5を見ることが出来たわけです。それも、座席がスタジアムのように並ぶ巨大映画館にて。当然、字幕はノルウェー語なわけですが、隣に座った父親に英語のセリフの意味を教えてもらいながら、大画面に映し出される帝国軍と反乱軍の死闘に息を呑み、思いもよらぬシリアスな展開に驚愕(笑)。それまで、テレビで「スペース1999」などのSFに親しんではいたものの、比べ物にならないくらい衝撃的な面白さでした。

 かくして、エピソード5はオスロの美しい白夜の街並みとともに忘れられぬ想い出となり、中3で帰国後はエピソード4をテレビで、エピソード6を映画館でワクワクしながら鑑賞。自分にとってSWは少年時代の憧れであり、だからこそ愛おしくてたまらない存在です。

■プロフィール
映画及び海外ドラマ専門のフリーライター。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。また、「スカパー!TVガイド プレミアム」、「海外ドラマTVガイド WATICH」(各東京ニュース通信社刊)などの雑誌やウェブなどにも執筆中。海外取材の経験も豊富で、ハリウッドスターへのインタビューも数え切れない。クラシック映画やホラー映画、SF映画などを愛する根っからの映画マニア。

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斬新です。 Lucasfilm Ltd. / Twentieth Century Fox Film Corp. / Photofest / ゲッティ イメージズ

【平沢薫/映画ライター】

 ジョージ・ルーカスは、クリーチャー好きだと思う。本人も、クリーチャー特撮の神様レイ・ハリーハウゼンに影響を受けたと言ってるし。『スター・ウォーズ』の魅力は数々あるが、何より嬉しいのは、自分の「クリーチャー好き心」を温かなもので充たしてくれるところ。なにしろこの世界では、珍妙な姿の異星人や生物やドロイドたちが、あたりまえに人間と同等の存在として暮らしていて、しかも人間たちより魅力的なんだから。

 とくに旧3部作は、エイリアンたちの形が洗練とは真逆のデザインなのがポイント。メカのデザインは今見てもカッコいいのに、キャラデザインはちょっと違う。アクバー提督やニエン・ナンの、普通はこのデザインにOKを出さないんじゃないかという造形が、まるで子供の頃に描いた落書きみたいで、見れば見るほど愛おしくなる。

 これらの被り物キャラが、CGIであちこちを修正した公開20周年記念の特別篇でも修正されなかったのは、ルーカスもそう思っているからなはず。特別篇は、トルーパーが乗るデューバックがCGIになって動いたり、バンサの群が新登場したりと、クリーチャーの場面が増加。それを見ても、やっぱりルーカスはクリーチャー好きだよなあと思うのだ。

■プロフィール
映画ライター。ビジュアルが派手な映画、言葉ではなくビジュアルで語る映画が好みなので、SF映画、アメコミ映画、ファンタジー映画、アニメなどがお気に入り。「シネマトゥデイ」「映画.com」「SCREEN」「キネマ旬報」などで執筆、翻訳に「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」「フランケンウィニー」ノベライズなど。

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祭りが始まる! Shirlaine Forrest / Getty Images

【相馬学/映画ライター】

 シリーズ第一作(=エピソード4)が日本公開されたのが小学6年の頃だったが、全米公開からそれまでの1年にわたる熱狂は今でも覚えている。「スゴい映画が全米大ヒット中!」的な雑誌の紹介に期待をあおられ、SF映画の特集ムックにワクワクし、キャンペーンのコーラの写真付き王冠を集めまくり、パンパンに膨らんだ期待とともに映画を堪能した。

 その後もシリーズの新作が公開される度に熱気を体感したが、振り返ると『スター・ウォーズ』は「祭」として映画に接した、最初にして最大の映画体験だった。その後、現在に至るまでも鳴り物入りの超大作は次々と公開されているが、このシリーズほどワクワクしたことはない。もちろん、それは映画そのもののクオリティに裏打ちされているからこそ。連続活劇のスリルや、キャラクターの面白さ、メカやクリーチャー、異星のビジュアル的な魅力。それは、まさに「祭」の華だった。

 生みの親ジョージ・ルーカスが表舞台から消え、製作スタジオが変わった新作には最初は不安を覚えていた。が、気がつけば、新しい予告編やプロダクション・フォトを目にする度に、自分の中で「うぉー!」という気持ちが盛り上がっている。祭が帰ってくるぞ!

■プロフィール
情報誌編集を経て、映画周りのフリーライターとなり20年とちょっと。「DVD&ブルーレイでーた」「Audition」「ぴあMovie Special」等の雑誌や劇場プログラムに寄稿。シネマトゥデイでは映画短評を担当している。アクションとスリラーが大好物で、どちらかというとハリウッド映画びいき。新『スター・ウォーズ』で楽しみなのは、やはりハン・ソロとチューバッカのコンビ復活でしょう!


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